Hitachi

ノンストップデータベース HiRDB Version 9 システム導入・設計ガイド(UNIX(R)用)


2.1.2 HiRDB管理者の登録

実行者 スーパユーザ

HiRDBを管理するユーザを各サーバマシンのOSに登録してください。登録する情報を次の表に示します。

表2‒1 各サーバマシンのOSに登録する情報

登録する情報

文字の種類

ログイン名

英字で始まる8文字以下の英数字

ユーザID

任意

グループID

ホームディレクトリ

ログインシェル

注※

「ALL」,「HiRDB」,「MASTER」及び「PUBLIC」は使用できません。

なお,HiRDB/パラレルサーバの場合,又はHiRDB/シングルサーバで系切り替え機能を使用する場合,OSに登録するHiRDB管理者用のユーザIDはHiRDBを起動するすべてのサーバマシンで同じにしてください。ただし,パスワードを同じにする必要はありません。

注意事項

ユーザIDを登録した後に,必ずパスワードを登録してください。

ここで登録したユーザIDでログインするユーザをHiRDB管理者といいます。HiRDB管理者には,次に示す権限が与えられます。

  1. HiRDBの各種システムファイル及びディレクトリの所有者としてのアクセス権が与えられます。これによって,ほかのユーザからの書き込みを禁止できます。

  2. HiRDBの運用コマンド及びユティリティを実行できます。

マルチHiRDBの場合

HiRDBごとにそれぞれHiRDB管理者を登録してください。