12.2.7 ログ適用サイトのリアルタイムSANレプリケーションの構成確認(ログ適用の確認)

ログ適用サイトのリアルタイムSANレプリケーションの構成確認(ログ適用ができる状態かどうかの確認)をします。

リアルタイムSANレプリケーションの構成確認は,pdrisechk -lコマンドで行います。pdrisechk -lコマンドでのリアルタイムSANレプリケーションの構成確認可否を次の表に示します。

表12-3 pdrisechk -lコマンドでのリアルタイムSANレプリケーションの構成確認可否(ログ適用の確認)

項番チェック項目構成確認可否
1ペア論理ボリュームグループがすべてあるか
2項番1のペア論理ボリュームグループのボリューム属性がS-VOLになっているか
3項番1のペア論理ボリュームグループのペアステータスがPAIRになっているか
4項番1のペア論理ボリュームグループのフェンスレベルが,「表12-1 paircreateコマンド実行時に指定するフェンスレベル(ログ同期方式でのシステムログ適用化時)」で示す仕様に従っているか
(凡例)
○:チェックできます。
△:チェックできます。ただし,ファイル区分がDBのペア論理ボリュームグループについてはチェックできません。
注※
ファイル区分がDBのペア論理ボリュームグループについては,ボリューム属性がSMPLになっているかをチェックします。