更新コピーが必要なHiRDBファイルを配置したペア論理ボリュームグループを,RAID Managerのpairresyncコマンドで再同期化します。このとき,業務サイトのボリュームがP-VOLになるようにします。
障害の状況によっては,pairresyncコマンドでの再同期化ができない場合もあります。この場合,障害状態になった,更新コピーが必要なHiRDBファイルを配置したペア論理ボリュームグループをいったんペア解除し,再度ペア化してください。ペア解除にはRAID Managerのpairsplitコマンドを,ペア化にはRAID Managerのpaircreateコマンドを使用してください。
各コマンドについては,RAID Managerのマニュアルを参照してください。
ペア論理ボリュームグループの再同期化の実行例を次に示します。システム構成は次のとおりとします。
●システム定義の例
set pd_system_id = HRD1 |
●pairresyncコマンドの実行例(業務サイトから実行)
pairresync -g HRD1_sds1_LOG |