指定したRDエリア内のすべての実表が,次の適用条件を満たすかどうかをチェックします。
- 次のどれかの条件を満たすインデクスが,一つ以上定義されている。
- 定義長が256バイト以上のVARCHAR若しくはMVARCHAR,又は定義長が128文字以上のNVARCHARの列を,インデクス構成列に含まない主キーインデクス
- 定義長が256バイト以上のVARCHAR若しくはMVARCHAR,又は定義長が128文字以上のNVARCHARの列を,インデクス構成列に含まないPRIMARY指定のクラスタキーインデクス
- 定義長が256バイト以上のVARCHAR若しくはMVARCHAR,又は定義長が128文字以上のNVARCHARの列を,インデクス構成列に含まないUNIQUE指定のクラスタキーインデクス
- インデクス構成列がすべてNOT NULL指定の列で,定義長が256バイト以上のVARCHAR若しくはMVARCHAR,又は定義長が128文字以上のNVARCHARの列を,インデクス構成列に含まないUNIQUE指定のインデクス
- 表の列が,次のデータ型だけで構成されている。
INTEGER,SMALLINT,〔LARGE〕DECIMAL,FLOAT,SMALLFLT,CHAR,VARCHAR,NCHAR,NVARCHAR,MCHAR,MVARCHAR,DATE,INTERVAL YEAR TO DAY,TIME,INTERVAL HOUR TO SECOND,TIMESTAMP,BINARY,BLOB,SGMLTEXT,XML,FREEWORD
- 表にLOB列が定義されている場合,LOB列格納用RDエリアのデータベースの更新ログ取得方式が,ログ取得モード(RECOVERY ALL)で定義されている。
- 監査証跡表ではない。
なお,適用条件を満たさない表については,メッセージを出力します。
pdorcheckコマンドは,HiRDB Staticizer Optionが組み込まれていて,かつシステム定義のpd_max_reflect_process_countオペランド及びpd_inner_replica_controlオペランドを指定している場合に実行できます。