pdtrndec(未決着トランザクションの強制自動決着)
機能
障害発生後のHiRDBの再開始時,又はHiRDBの正常終了時に,未決着状態のトランザクションがある場合(KFPS00992-Eメッセージが出力されます),このトランザクションを強制的に決着します。
未決着状態のトランザクションがあるときの対処方法については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム運用ガイド」を参照してください。
実行者
HiRDB管理者が実行できます。
形式
pdtrndec -i 入力ファイル名〔,入力ファイル名〕… |
オプション
syslogfileのKFPS00990-Iメッセージを抽出して作成したファイルを,絶対パス名で指定します。
事前に実行したpdtrndecコマンドの出力ファイル(pdtrnrbk.bat)を指定します。
このオプションを指定した場合は,ロールバックスクリプトファイル中で決着対象としているトランザクションだけを強制的に決着します。pdtrndecコマンドの出力ファイル以外のファイルを指定した場合,コマンドの実行結果は保証されません。
pdtrndecコマンドを実行した場合に出力される実行履歴(pdtrndecout),及びシェルスクリプト(pdtrnrbk.bat)の出力先ディレクトリ名を,絶対パス名で指定します。
規則
注意事項
出力形式
pdtrndec result [1]START TIME:2002/09/05 17:20:08 |
種別 | 意味 | 処置 |
---|---|---|
COMMIT | 強制コミット決着 | なし。 |
ROLLBACK | 強制ロールバック決着 | なし。 |
FORGET | 強制終了 | なし。 |
FAIL | 強制コミット決着,強制ロールバック決着,又は強制終了がエラー | エラー原因を取り除いた後,再度pdtrndecコマンドを実行してください。 |
******** | 決着保留 |
|
[1]/HiRDB/bin/pdrbk -x host1 -s bes1 -t HRD1unt100020b22 |