スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)
UOCのコーディングが完了した後,共用ライブラリを作成します。作成した共用ライブラリは,呼び出す関数と一緒に,pdload又はpdrorgの制御文に指定します。
sample1.c,sample2.c,及びsample3.cの三つのソースファイルから,libuoc.slという名称の共用ライブラリを作成する例を,次に示します。
$ /usr/bin/cc -c -I $PDDIR/include +z sample1.c sample2.c sample3.c sample1.c: sample2.c: sample3.c:
$ /bin/ld -b -o libuoc.sl sample1.o sample2.o sample3.o
64ビットモードのHiRDBで実行するUOCは,64ビットモードでコンパイルする必要があります。この場合,コンパイルオプションとして+DD64を指定してください。また,HP-UX (IPF)版の場合,共用ライブラリの拡張子は.soにしてください。
POSIXライブラリ版のHiRDBで実行するUOCは,マルチスレッドに対応させる必要があります。ただし,UOC内で複数のスレッドは使用できません。
POSIXライブラリ版のHiRDBの場合は,次の点にも注意してください。
sample1.c,sample2.c,及びsample3.cの三つのソースファイルから,libuoc.soという名称の共用ライブラリを作成する例を,次に示します。
$ /usr/ucb/cc -c -I$PDDIR/include sample1.c sample2.c sample3.c sample1.c: sample2.c: sample3.c:
$ /usr/css/bin/ld -G -o libuoc.so sample1.o sample2.o sample3.o
64ビットモードのHiRDBで実行するUOCは,64ビットモードでコンパイルする必要があります。この場合,コンパイルオプションとして-xarch=v9を指定してください。
sample1.c,sample2.c,及びsample3.cの三つのソースファイルから,libuoc.soという名称の共用ライブラリを作成する例を,次に示します。
$ /usr/bin/cc -c -I$PDDIR/include sample1.c sample2.c sample3.c sample1.c: sample2.c: sample3.c:
$ /usr/bin/cc -shared -o libuoc.so sample1.o sample2.o sample3.o
sample1.c,sample2.c,及びsample3.cの三つのソースファイルから,libuoc.soという名称の共用ライブラリを作成する例を,次に示します。
$ /usr/vac/bin/xlc -c -I$PDDIR/include sample1.c sample2.c sample3.c sample1.c: sample2.c: sample3.c:
$ /usr/vac/bin/xlc -G -o libuoc.so sample1.o sample2.o sample3.o
64ビットモードのHiRDBで実行するUOCは,64ビットモードでコンパイルする必要があります。この場合,コンパイルオプションとして-q64 を指定してください。
POSIXライブラリ版のHiRDBで実行するUOCは,マルチスレッドに対応させる必要があります。ただし,UOC内で複数のスレッドは使用できません。
POSIXライブラリ版のHiRDBの場合は,次の点にも注意してください。
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