スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)
- SELECT-APSL(HiRDB/パラレルサーバの場合だけ)
- 条件に?パラメタを含んでいる場合,?パラメタの値によって最適な検索方法が変わることがあります。また,前処理時に?パラメタの値が決まらないため,最適な検索方法が決定できません。そのため,SQL実行時にヒット率を計算して検索方法を決定します。
- AND PLURAL INDEXES SCAN
- AND演算子又はOR演算子で結ばれた探索条件に対して,それぞれのインデクスを使用して検索し,行識別子(ROWID)をそれぞれの作業表に格納します。これらの作業表を,AND演算子の場合は積集合,OR演算子の場合は和集合,ANDNOT演算子(ASSIGN LIST文でだけ使用できます)の場合は差集合をとって,一つの作業表にまとめます。その後,この作業表の行識別子を基に行を取り出します。
- 各条件から行識別子の作業表を作成するときに,条件列にインデクスがなくても,TABLE SCANによって作業表を作成する場合があります。
- OR PLURAL INDEXES SCAN
- OR演算子で結ばれた探索条件に対して,それぞれのインデクスを使用して検索し,行識別子(ROWID)を一つの作業表に格納します。この作業表の重複する行を重複排除した後,行識別子を基に行を取り出します。
- 各条件から行識別子の作業表を作成するときに,条件列にインデクスがなくても,TABLE SCANによって作業表を作成する場合があります。
- ROWID FETCH
- 行識別子(ROWID)をキーにして表を検索します。行を取り出す必要がない場合は検索しません。
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