スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)
最適化情報収集ユティリティが取得する最適化情報,又は最適化情報パラメタファイルによって登録する最適化情報を次の表に示します。
表16-2 最適化情報収集ユティリティが取得する最適化情報,又は最適化情報パラメタファイルによって登録する最適化情報
項番 | 取得項目 | 分類 | 内容 | 最適化の精度が向上するSQL | 登録した最適化情報がデータベースの状態と一致しなくなる処理 | 項目名※ |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 行数 | T | 対象表のすべての行数 | 結合を含むSQL | 対象表の行数が変わる更新系SQL | NROWS |
2 | データページ数 | T | 対象表の行データ格納ページ数の合計 | 検索条件にインデクス構成列を含むSQL | 更新系SQL | NPAGES |
3 | インデクスキーのユニーク値の数 | I | ナル値。ただし,最適化情報パラメタファイルを指定して登録する場合は,指定値を登録します。 | NENTRY | ||
4 | インデクスページ数 | I | インデクス格納使用ページ数の合計 | NIPAGES | ||
5 | インデクス段数 | I | 各シングルサーバ内又は各バックエンドサーバ内のインデクス段数の最大値 | NLEVEL | ||
6 | シーケンシャル度 | I | インデクスキー値の順番で行データが格納されている割合 | SEQ_RATIO | ||
7 | ナル値数 | C | 列中のナル値の数 | 検索条件に単一列インデクスの構成列,又は複数列インデクスの第1構成列を含むSQL | NNULLS | |
8 | 最大重複列値数 | C | 一つの列値に対する重複数の最大値 | N_MAX_DUP_KEY | ||
9 | 最小重複列値数 | C | 一つの列値に対する重複数の最小値 | N_MIN_DUP_KEY | ||
10 | 列値の分布情報 | C | 列値の分布情報 | MAX_VALUE,MIN_VALUE | ||
11 | 列ユニーク値数 | C | 列のユニーク値数 | NUNIQUE | ||
12 | 統計情報キャッシュサイズ | T | HiRDBシステムが利用する作業用の領域 | − | − | − |
インデクス構成列のキー値の分布情報として取得又は登録する情報を次の表に示します。
表16-3 インデクス構成列のキー値の分布情報として取得又は登録する情報
項番 | 取得項目 | 内容 |
---|---|---|
1 | ナル値数 | 列中のナル値の数 |
2 | 表の行数 | 対象表のすべての行数 |
3 | 列のデータ長 | 列のデータ長 |
4 | 列のデータ型 | 列のデータ型 |
5 | 区間数 |
|
6 | 列値の最大値 | 列の値の最大値 |
7 | 列値の最小値 | 列の値の最小値 |
8 | 区間の累積度数 | 第1区間から該当する区間までの要素数の合計 |
9 | 区間内のユニーク値の数 | 該当する区間内の列値のユニーク数 |
10 | 区間内の最大値 | 該当する区間内の列値の最大値 |
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