スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)
HiRDBに接続する際に使用する認可識別子を指定します。省略した場合は,環境変数PDUSERに設定された値が仮定されます。PDUSERに値が設定されていない場合,ユティリティを実行するユーザのOS上のユーザIDに対応するユーザ名が仮定されます。
認可識別子を引用符('')で囲んだ場合は,英大文字と英小文字が区別されます。引用符('')で囲まない場合は,すべて英大文字として扱われます。なお,sh(Bourneシェル),csh(Cシェル),及びksh(Kシェル)の場合は,更にアポストロフィ(’)で囲む必要があります。
最適化情報の取得対象となる表の所有者の認可識別子を指定します。
省略した場合,-uオプションで与えられた認可識別子が仮定されます。
認可識別子を引用符('')で囲んだ場合は,英大文字と英小文字が区別されます。引用符('')で囲まない場合は,すべて英大文字として扱われます。なお,sh(Bourneシェル),csh(Cシェル),及びksh(Kシェル)の場合は,更にアポストロフィ(’)で囲む必要があります。
-uオプションで指定した認可識別子に対応するパスワードを指定します。
-uオプションが指定されていて,-pオプションを省略した場合,ユーザに対して入力を要求し,入力された値を用います。パスワードが不要な場合は,空送信を押してください。
-uオプションが省略されていて,-pオプションも省略した場合,環境変数PDUSERに設定された値が仮定されます。PDUSERに値が設定されていない場合,ユーザに対し入力を要求し,入力された値を用います。パスワードが不要な場合は,空送信を押してください。
シェルで&を付けてバックグラウンドで実行する場合など,パスワードを応答できない環境で実行するとき,パスワードの入力が要求される条件では実行しないでください。パスワードの入力が要求される条件とは次のどちらかです。
パスワードを引用符('')で囲んだ場合は,英大文字と英小文字が区別されます。引用符('')で囲まない場合は,すべて英大文字として扱われます。なお,sh(Bourneシェル),csh(Cシェル),及びksh(Kシェル)の場合は,更にアポストロフィ(’)で囲む必要があります。
-tオプションで指定した表に関する最適化情報,及び表中に定義したインデクスに関する最適化情報を削除する場合に指定します。
最適化情報収集レベルを指定します。
最適化情報収集レベルについては,「16.3.3 最適化情報収集レベル」を参照してください。
最適化情報を設定してある最適化情報パラメタファイルの名称を,絶対パス名で指定します。このオプションを指定した場合,現在のデータベース状態からの最適化情報は収集しないで,最適化情報パラメタファイルの最適化情報をディクショナリ表へ登録します。このオプションを指定した場合,-dオプションは指定できません。
最適化情報収集ユティリティの実行結果を出力するファイルの名称を絶対パス名で指定します。省略した場合,実行結果は出力されません。
-t ALL指定のpdgetcstがエラーとなった場合,このオプションを指定しているときは,エラーとなった表を特定できます。
レプリカRDエリアがあるRDエリアを最適化情報収集の対象とする場合,対象とするRDエリアがある世代を指定します。
このオプションを省略した場合,カレントRDエリアが対象となります。また,指定した世代にレプリカRDエリアがない場合も,そのRDエリアのカレントRDエリアが対象となります。
インナレプリカ機能を使用していない場合にこのオプションを指定すると,エラーになります。また,このオプションを指定した場合,指定した世代の表格納用RDエリアに対応するインデクス格納用RDエリア,及びLOB列格納用RDエリアのレプリカRDエリアがないとエラーになります。
列の最小値,及び列の最大値に指定した値の中の空白について,空白変換するかどうかを指定します。
このオプションを省略した場合,システム共通定義のpd_space_levelオペランドの指定値に従って空白変換します。
空白変換レベルには,次の0,1,又は3のどれかの値を指定します。
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