スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)
グローバルバッファへ読み込む資源(データページ又はインデクスページ)を指定します。
〜<識別子>
対象となる資源の表名を指定します。
認可識別子を省略した場合,HiRDBに接続したときのユーザの名称が仮定されます。
allを指定した場合,その認可識別子(スキーマ)が持つすべての表,又はすべてのインデクスを読み込みます。この場合,idxname文は指定できません。
ディクショナリ表,ビュー表,外部表,及びユーザが定義した抽象データ型列がある表は指定できません。
〜<識別子>
-tオプションに指定した表を格納するRDエリアのうち,ある特定のRDエリアだけを読み込む場合,そのRDエリア名を指定します。
このオプションは,-k tableの場合に指定できます。-k indexの場合は,idxname文で指定します。
LOB用RDエリアは指定できません。また,一括指定は指定できません。
pdpgbfonを実行するユーザの認可識別子を指定します。
認可識別子については,「8.9.2(10)-u 認可識別子」を参照してください。
〜<符号なし整数> ((1〜65535)) 《300》
コマンドを実行したサーバで通信障害などの障害が発生した場合,コマンドは無応答となり,業務が停止するおそれがあります。pdpgbfonでは障害を検知するために,コマンドで実施されるディクショナリ操作についての通信の応答時間を監視できます。
-Xオプションには,ディクショナリ操作での応答監視時間を秒数で設定します。ディクショナリ操作時の実行時間が,-Xオプションに設定した時間を超えた場合は,pdpgbfonはディクショナリアクセスで障害が発生したと判断し,リターンコード8で処理を打ち切ります。
〜<符号なし整数>((0〜10))
インナレプリカ機能を使用している場合,読み込み対象となるRDエリアの世代番号を指定します。
世代番号は次のように指定します。
規則については,「11.3.2(9)-q 世代番号」を参照してください。
〜<識別子>
このオプションはHiRDB/パラレルサーバの場合に指定できます(HiRDB/シングルサーバの場合に指定しても無視されます)。
pdpgbfonの実行制御をするバックエンドサーバの名称を指定します。
読み込み対象が表のデータページで,その表に定義長256バイト以上のBINARY型の列がある場合,別セグメントに分岐格納されたBINARY型列の格納データも読み込むときに指定します。
定義長256バイト以上のBINARY型の列がある表の場合にこのオプションを省略したときは,BINARY型列以外のデータ型の列と同じセグメントに格納されたBINARY型列は読み込みますが,別セグメントに分岐格納されたBINARY型列は読み込みません。
〜<パス名>
pdpgbfonの制御文を記述した制御情報ファイルの名称を指定します。
制御情報ファイルには,次に示す制御文を記述できます。各制御文については,12.3.3,12.3.4を参照してください。
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