スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)

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10.3.7 unld_func文コンストラクタパラメタ逆生成関数の情報の記述)

抽象データ型の列がある表に対してpdrbalを実行する場合,プラグインのアンロード機能を使用してリバランスをします。このとき,アンロードで抽象データ型のデータ値を逆生成する,コンストラクタパラメタ逆生成関数の情報を指定します。

<適用基準>
アンロード機能を持つ,プラグインが提供している抽象データ型がある表をリバランスする場合に指定します。

<規則>
  1. アンロード機能を持つ,プラグインが提供している抽象データ型がある表の場合は,unld_func文を必ず指定してください。
  2. unld_func文は,表の列に定義されている抽象データ型の数分指定できます。
  3. unld_func文を指定するときは,対でreld_func文も指定してください。
<この項の構成>
(1) 形式
(2) 説明

(1) 形式

 
 unld_func type=〔認可識別子.〕抽象データ型名,
 
      func=関数名(引数の型〔,引数の型…〕)
 
      〔,func=関数名(引数の型〔,引数の型…〕)…〕
 

(2) 説明

(a) type=〔認可識別子.〕抽象データ型名

抽象データ型の認可識別子,及び抽象データ型名を指定します。

<規則>
  1. 認可識別子を省略した場合,抽象データ型を定義したユーザの認可識別子(通常はMASTER)が仮定されます。
  2. 認可識別子,及び抽象データ型の名称に小文字,空白を含む場合,引用符(”)で囲んでください。
(b) func=関数名引数の型〔,引数の型…〕)

コンストラクタパラメタ逆生成関数の名称,引数の型を指定します。名称,引数の型については,各プラグインのマニュアルを参照してください。

関数名
コンストラクタパラメタ逆生成関数の名称を指定します。

引数の型
コンストラクタパラメタ逆生成関数の引数のデータ型を指定します。引数のデータ型を次の表に示します。

表10-9 引数のデータ型(pdrbal)

記述方法 備考
integer INT32
smallint INT16
char
nchar
mchar
CHAR8
varchar
nvarchar
mvarchar
p_pdb_varchar_t
float DOUBLE64
smallflt REAL64
blob BLOB
抽象データ型名 なし。
binary p_pdb_binary_t