スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)

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8.9.12 array文繰返し列の行データ出力形式の記述)

繰返し列がある表をアンロードする場合に,繰返し列の行データ出力形式を指定します。

<適用基準>
繰返し列がある表をアンロードする場合で,かつ-Wオプションを指定してDAT形式,又は拡張DAT形式で出力するときに指定できます。

<規則>
  1. DAT形式,及び拡張DAT形式以外で指定しても無視します。
  2. 繰返し列がある表をアンロードする場合に,この制御文を省略したときは,行データ出力形式はffとなります。
<この項の構成>
(1) 形式
(2) 説明

(1) 形式

 
 array 〔elmtype=行データ出力形式〕
 

(2) 説明

(a) 〔elmtype=行データ出力形式

   〜《ff》

ff,又はvvを指定します。

出力するアンロードデータを,データベース作成ユティリティの入力データファイルとする場合は,必ず行データ形式にffを指定するか,又は省略してください。

ff
表定義時に該当する列に指定した最大要素数分のデータをセパレータ文字で区切って出力します。
データの格納されていない要素,ナル値が格納されている要素はセパレータ文字を続けて出力します。列値がナル値の場合は,最大要素数分セパレータ文字を出力します。
なお,出力されたデータをデータベース作成ユティリティ(pdload)の入力データファイルとする場合は,適切なナル値オプションを指定してナル値の扱いを指定してください。
ffを指定した場合のデータ出力形式については,「8.3.3 データベース作成ユティリティの入力用ファイルの形式」を参照してください。

vv
実際にデータが格納されている要素数分セパレータ文字でデータを区切って出力し,配列データの先頭に出力した要素数を出力します。
列値がナル値の場合は,要素数に0を出力します。
vvを指定した場合のデータ出力形式については,「8.3.3 データベース作成ユティリティの入力用ファイルの形式」を参照してください。