スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)

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5.4.3 mtguide文,及びemtdef文(MTの情報の記述

入力データファイル,又はLOB入力ファイルとしてEasyMT,及びMTguideを使用する場合に指定します。

mtguide文及びemtdef文は,source文,lobdata文の前に記述してください。

EasyMT,及びMTguideについては,それぞれ次のマニュアルを参照してください。

<この項の構成>
(1) 形式
(2) 説明

(1) 形式

 
 mtguide {use|nouse}
 
 emtdef MT属性定義ファイル名
 

(2) 説明

(a) mtguide {use|nouse}

入力データファイル,又はLOB入力ファイルとしてEasyMTを使用する場合,MTのマウント操作にMTguideを使用するかどうかを指定します。

同期点指定のデータロードの場合,既にマウント操作を終了した状態のときは,再実行する前に1巻目から再度マウントする必要があります。

use
MTguideを使用する場合に指定します。
なお,LOB列構成基表とLOB列へ同時にデータロードする場合はuseを指定してください。

nouse
MTguideを使用しない場合に指定します。
(b) emtdef MT属性定義ファイル名

   〜<パス名>

EasyMTのMT属性を定義したファイルの名称を指定します。このファイルに指定した次に示す項目が,EasyMTの処理で有効になります。

ただし,source文,又はlobdata文中の記述で同じ項目を指定した場合は,その値を優先します。

【HiRDB/シングルサーバの場合】
MT属性定義ファイルは,シングルサーバのあるサーバマシンに作成してください。

【HiRDB/パラレルサーバの場合】
MT属性定義ファイルは,システムマネジャのあるサーバマシンに作成してください。