スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)

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5.2.2 LOB列がある表へのデータロード

LOB列がある表へのデータロードを次の図に示します。

図5-8 LOB列がある表へのデータロード

[図データ]

<この項の構成>
(1) 実行するコマンド
(2) 制御情報ファイル
(3) 入力データファイル

(1) 実行するコマンド

pdloadで指定しているオプションについて説明します。

商品イメージ表:
データロードする表の,表識別子です。

control_file:
制御情報ファイルのファイル名です。
 

その他,省略しているオプションには次の仮定値が適用されます。

-d省略:追加モード

{-a|-b}省略:入力データファイルがDAT形式

-i省略:インデクス一括作成モード

-l省略:更新前ログ取得モード

-k省略:f(LOB入力ファイルをLOB列×行数分用意し,入力データファイル中にそのLOB入力ファイルのファイル名を記述)

(2) 制御情報ファイル

(a) source文

/usr/inputfileという名称の入力データファイルを指定しています。

(b) index文

/usr/idxfileという名称のインデクス情報ファイルを指定しています。

(c) lobdata文

/usr/lobdataという名称のLOB入力ファイルのディレクトリを指定しています。ここで指定したディレクトリ名と,入力データファイル中のLOB入力ファイル名を合わせて,絶対パス名となるようにします。

(d) lobmid文

/usr/lobmid_fileという名称のLOB中間ファイルを指定しています。

(3) 入力データファイル

この例では,入力データファイルはDAT形式で記述しています。

また,LOB入力ファイルは別に用意し,入力データファイル中にLOB入力ファイルのファイル名を記述しています。