スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)

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5.1.11 実行者

<この項の構成>
(1) コネクト権限
(2) アクセス権限

(1) コネクト権限

pdloadを実行するユーザ(-uオプション,又はPDUSER環境変数に設定した認可識別子)は,HiRDBに対するコネクト権限が必要です(pdloadはデータロード対象となる表の定義情報をディクショナリから検索するとき,HiRDBに接続するため)。

(2) アクセス権限

基本的には,データロードする表の所有者が実行します。

ほかのユーザが実行する場合は,データロードを実行するモードによって,次の権限が必要となります。ただし,監査証跡表へデータロードする場合は,表の所有者である監査人だけが実行できます。

追加モード(-dオプション指定なし)の場合:
INSERT権限を持っているユーザが実行できます。

作成モード(-dオプション指定あり)の場合:
INSERT権限,及びDELETE権限を持っているユーザが実行できます。

 

なお,ディレクトリサーバ連携機能使用時は,pdload実行者の権限と,実行者を含むロールが持つ権限とを合わせた結果が,上記の権限を持っていれば実行できます。