スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)

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5.1.9 データロードする表が格納されているRDエリア

データロードする表をUAPがアクセスして不当に待ち状態にならないように,データロードの対象となる表が格納されているRDエリア(インデクスが定義されている場合はインデクスが格納されているRDエリアも含む)は,pdholdコマンドで閉塞しておくことをお勧めします。

なお,横分割表にRDエリア単位にデータロードを並列実行すると,表の占有時間は短くなります(データロードの処理時間は短縮されます)。この場合,RDエリア単位の入力データファイルが用意できていない(表単位の入力データファイルしかない)ときは,src_work文を指定してください。src_work文を指定すると,横分割表にRDエリア単位にデータロードを並列実行するときに必要となる,RDエリア単位の入力データファイルが作成されます。この作成されるファイルを分割入力データファイルといいます。分割入力データファイルを作成する場合のオプション,及び制御文の指定可否については,「5.11(3)特定機能使用時のオプション,及び制御文の指定可否」を参照してください。