スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)
- ● -d 制御文ファイル名 〜<パス名>((255文字以内))
- 【HiRDB/シングルサーバの場合】
- データベース初期設定ユティリティの制御文があるファイルの名称を絶対パス名で指定します。
- 【HiRDB/パラレルサーバの場合】
- データベース初期設定ユティリティの制御文があるファイルの名称を絶対パス名で指定します。制御文ファイルは,ディクショナリサーバがあるサーバマシンに作成してください。
- ●-u 認可識別子 〜<識別子>((8文字以内))
- ここで指定した認可識別子に対してDBA権限を与えてHiRDBに登録します。
- このオプションを省略した場合
このオプションを省略した場合,pdinitコマンドを実行したユーザのOSアカウントのユーザ名が,このオプションに指定されたと仮定します。また,そのOSアカウントにroot権限がある場合,rootがこのオプションに指定されたと仮定します。
- オプション指定時の規則
指定する認可識別子に小文字がある場合は,引用符(")で囲んでください。引用符(")で囲まないと大文字として扱われます。また,sh(Bourneシェル),csh(Cシェル),及びksh(Kシェル)の場合は,引用符を更にアポストロフィ(')で囲む必要があります。
- 備考
HiRDBを使用するオープンミドルウェアの延長で,HiRDBがインストールされる場合にもこのオプションは指定できます。
- ●-p パスワード 〜<識別子>((30文字以内))
- -uオプションに指定した認可識別子に対応するパスワードを指定します。
- 指定するパスワードに小文字がある場合は,引用符(")で囲んでください。引用符(")で囲まないと大文字として扱われます。また,sh(Bourneシェル),csh(Cシェル),及びksh(Kシェル)の場合は,引用符を更にアポストロフィ(')で囲む必要があります。
- なお,このオプションを省略した場合,-uオプションに指定した認可識別子と同じ文字列がパスワードとして登録されます。
-
- -uオプションと-pオプションの指定値と,HiRDBに登録される認可識別子とパスワードの関係を次に示します。
-uオプション
の指定 |
-pオプション
の指定 |
HiRDBに登録される
認可識別子 |
HiRDBに登録される
パスワード |
HIR001 |
sytg0421 |
HIR001 |
sytg0421 |
HIR001 |
なし |
HIR001 |
HIR001 |
なし |
なし |
OSアカウントのユーザ名(root権限がある場合はroot) |
OSアカウントのユーザ名(root権限がある場合はroot) |
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