3.2.5
全面回復処理に関するオペランド
11)
pd_max_recover_process
=
全面回復処理の並列実行プロセス数
~<符号なし整数>((1~10))
全面回復処理をするときの回復処理プロセス(REDOプロセス)数を指定します。HiRDB/パラレルサーバの場合は,1サーバ(ディクショナリサーバ又はバックエンドサーバ)当たりの回復処理プロセス(REDOプロセス)数になります。
《前提条件》
通常ファイルについては,入出力並列処理をしません。
《指定値の目安》
見積もり方法はファイルの種類によって異なります。
条件
指定値の目安
キャラクタ型スペシャルファイル
RDエリアを定義したキャラクタ型スペシャルファイル数が10以上のとき(1サーバ当たり)
10
RDエリアを定義したキャラクタ型スペシャルファイル数が10未満のとき(1サーバ当たり)
キャラクタ型スペシャルファイル数
通常ファイル
1
このオペランドの値を大きくすると,全面回復処理時の入出力並列度が増すため,回復処理時間を短縮できます。ただし,「このオペランドの値×サーバ数」分のプロセスが起動されるため,前記の指定値の目安とHiRDBのリソースを考慮して指定値を決めてください。
《オペランドの省略値》
このオペランドを省略すると,システム共通定義の同じオペランドの指定値が有効となります。システム共通定義の同じオペランドも省略すると,3が仮定されます。