セキュリティ監査機能の運用方法については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム運用ガイド」を参照してください。
pd_aud_async_buff_sizeオペランドの値 | 監査証跡の出力先が満杯になるケース |
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0(監査証跡の出力方式に同期出力を適用する場合) |
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4096~6553600(監査証跡の出力方式に非同期出力を適用する場合) |
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pd_aud_no_standby_file_oprオペランドの値 | スワップ先にできる監査証跡ファイルがない場合 | 監査証跡の非同期出力時に使用するバッファのすべての面が,バッファから監査証跡ファイルへの出力待ちとなる場合 |
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down | スワップ先にできる監査証跡ファイルが残り一つになった場合,HiRDB(HiRDB/パラレルサーバの場合はユニット)を強制終了します。downの指定が有効になるスワップの契機は,監査証跡ファイルの容量が一杯になった場合,及び現用ファイルに障害が発生した場合です。 このオペランドの指定によってHiRDBが強制終了した場合の対処については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム運用ガイド」の「スワップ先にできる監査証跡ファイルがないためHiRDBが強制終了した場合」を参照してください。 | 監査証跡の出力処理が180秒以上滞った場合,HiRDB(HiRDB/パラレルサーバの場合はユニット)を強制終了します。その後の対処については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム運用ガイド」の「監査証跡の非同期出力用バッファのすべての面が,バッファから監査証跡ファイルへの出力待ちとなった場合」に示す対処を行ってください。 |
forcewrite | スワップ先にできる監査証跡ファイルがない場合,データロード待ち(閉塞状態のファイルを除く)の監査証跡ファイルを強制的にスワップ先にして監査証跡の出力を続行します。このとき,最終更新日時が一番古いデータロード待ちの監査証跡ファイルをスワップ先にします。 ただし,pdaudswapコマンドを実行してスワップした場合,又は全ファイルが閉塞状態の場合は監査証跡の出力を中止します。 | 監査証跡の出力処理が180秒以上滞った場合,一番古いバッファに出力済みの監査証跡を破棄して,監査証跡の出力を続行します。 |
pd_aud_async_ buff_sizeの値 | 監査証跡の 出力方式 | 長所 | 短所 |
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0 | 同期出力 | 監査証跡を確実に監査証跡ファイルに出力できます。 | SQL処理の延長上でファイル入出力が発生するため,性能に与える影響が大きくなります。 |
4096~6553600 | 非同期出力 | SQL処理の性能に与える影響を小さくできます。 | バッファへの出力後から監査証跡ファイルに出力するまでの間に,HiRDB(HiRDB/パラレルサーバの場合はユニット)が異常終了すると,監査証跡が失われることがあります。 |