2.2.33 JP1との連携に関するオペランド
- 176) pd_jp1_use = Y | N
- HiRDBの開始,終了などのイベントをJP1に通知するかどうかを指定します。通知できるHiRDBのイベントについては,マニュアル「HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド」を参照してください。
- Y:HiRDBのイベントをJP1に通知します。
- N:HiRDBのイベントをJP1に通知しません。
- 《注意事項》
- Solaris版,AIX版の64ビットモード,及びLinux版(EM64T)のHiRDBは,JP1と連携できません。
- JP1へのイベント通知をサポートしてないOSの場合,このオペランドにYを指定すると,HiRDB開始時にKFPS04605-Wメッセージが出力されます。
- 177) pd_jp1_event_level = 1 | 2
- JP1に通知するHiRDBのイベントの種類(基本属性又は拡張属性)を指定します。基本属性及び拡張属性については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド」を参照してください。
- 1:基本属性だけを通知します。
- 2:基本属性及び拡張属性を通知します。
- 《前提条件》
- このオペランドは,pd_jp1_useオペランドにYが指定されている場合に有効です。
- 《指定値の目安》
- 拡張属性を通知できるのはHiRDBのバージョンが07-02以降の場合だけです。
- OSとイベントを通知するJP1製品の組み合わせによって,指定できる値が異なります。指定可否を次に示します。
OSの種類 | 連携製品がJP1/Base(JP1/IM)の場合 | 連携製品がJP1/System Event Serviceの場合 |
---|
オペランドの指定値 | オペランドの指定値 |
---|
1 | 2 | 1 | 2 |
---|
HP-UX | 32ビットモード | ○ | ○※ | × |
64ビットモード | ○ | × | ○※ | × |
IPF | ○ | - |
Solaris | 32ビットモード | ○ | ○※ | × |
AIX | 32ビットモード | ○ | ○※ | × |
Linux | 32ビットモード | ○ | - |
IPF | ○ | - |
EM64T | × | × |
(凡例)
○:指定できます。
×:指定できません。
-:サポートしていません。
注※
JP1/BaseとJP1/System Event Serviceの両方がインストールされている環境の場合,JP1/Baseに対してイベントを通知します。
- 178) pd_jp1_event_msg_out = Y | N
- JP1にメッセージ出力イベントを通知するかどうかを指定します。
- Y:メッセージ出力イベントを通知します。
- N:メッセージ出力イベントを通知しません。
- 《前提条件》
- このオペランドは,pd_jp1_useオペランドにYが指定されている場合に有効です。
- 《指定値の目安》
- HiRDBが出力するメッセージの量が多い場合,JP1へのイベント通知回数を減らしたいときに指定してください。