18.2 シンクポイントダンプファイルの容量の見積もり

<この節の構成>
(1) シンクポイントダンプファイルの容量の求め方
(2) シンクポイントダンプファイルのレコード数の求め方

(1) シンクポイントダンプファイルの容量の求め方

シンクポイントダンプファイルの容量は,次に示す計算式で求めます。

計算式
シンクポイントダンプファイルの容量(単位:バイト)
             =シンクポイントダンプファイルのレコード数※1×4096※2
注※1
(2)シンクポイントダンプファイルのレコード数の求め方」を参照してください。ここで求めたをpdloginitコマンドの-nオプションに指定します。
注※2
シンクポイントダンプファイルのレコード長です。

(2) シンクポイントダンプファイルのレコード数の求め方

条件レコード数の計算式
HiRDB/シングルサーバの場合↑{1520×(2×a+7)}÷4096↑
+↑(96+112×c)÷4096↑+3
HiRDB/パラレルサーバの場合フロントエンドサーバの場合↑{728×(2×a+7)+64×(2×a+7)×(b×4+f+2)}÷4096↑+4
バックエンドサーバの場合↑{1456×(2×d+7)+64×(2×d+7)×(b×4+f+2)}÷4096↑
+↑(96+112×c)÷4096↑+3
ディクショナリサーバの場合↑{1456×(2×e+7)+64×(2×e+7)×(b×4+f+2)}÷4096↑
+↑(96+112×c)÷4096↑+3
a:pd_max_usersオペランドの値+pd_max_reflect_process_countオペランドの値
マルチフロントエンドサーバの場合は(pd_max_usersオペランドの値+pd_max_reflect_process_countオペランドの値)+1
b:バックエンドサーバ数
c:pd_lck_until_disconnect_cntオペランドの値
d:pd_max_bes_processオペランドの値+pd_max_reflect_process_countオペランドの値
e:pd_max_dic_processオペランドの値+pd_max_reflect_process_countオペランドの値
f:フロントエンドサーバ数