5.3.1 HiRDBファイルシステム領域の種類

HiRDBファイルシステム領域は,次の表に示す用途ごとに作成してください。用途はpdfmkfsコマンドの-kオプションで指定します。

表5-1 HiRDBファイルシステム領域の種類

項番HiRDBファイルシステム領域の種類-kオプションの指定
1RDエリア用DB
2共用RDエリア用SDB
3システムファイル用SYS
4作業表用ファイル用WORK
5ユティリティ用UTL
6リスト用RDエリア用WORK

HiRDBを稼働するためには,1,3,及び4のHiRDBファイルシステム領域が必要です。

HiRDBファイルシステム領域の設計方法については,HiRDB/シングルサーバの場合は,「9.2 HiRDBファイルシステム領域の設計」,HiRDB/パラレルサーバの場合は,「10.2 HiRDBファイルシステム領域の設計」を参照してください。

注意事項
作成するHiRDBファイルシステムの領域長は,パーティションの領域長と等しいか又は小さくしてください。パーティションの領域長より大きくすると,そのパーティションに物理的に続くパーティションを破壊する場合があります。