ここでは,JP1/NETM/DM/WにHiRDBを資源登録する場合の登録ファイルで指定するInstallTimingパラメタの指定について説明します。InstallTimingパラメタの指定値を次に示します。
OSの種類 | InstallTimingパラメタの指定値 |
---|
HP-UX, Solaris | InstallTimingパラメタにはBOOTを指定してください。 (例) InstallTiming BOOT |
HiRDBのセットアップを自動化する場合,登録ファイルのPPインストール後処理(APafterGeneration)で,HiRDBセットアップ自動化シェルを指定してください。
HiRDBセットアップ自動化シェルの内容については(2)を参照してください。
HiRDBのセットアップ作業を自動化する場合は,PPインストール後処理としてセットアップするシェルを作成します。このシェルにHiRDBをセットアップするpdsetupコマンドを記述します。これでHiRDBのオンライン配布後のセットアップを自動化できます。
HiRDBセットアップ自動化シェルの記述例を次に示します。
(a) HP-UX版のHiRDB/シングルサーバの場合
- (例1)
- インストールディレクトリをHiRDB運用ディレクトリとして使用している場合のシェルの記述例を示します。
/bin/chown USR1 /opt/HiRDB_S 1
/bin/chgrp GRP1 /opt/HiRDB_S 1
/bin/echo 'y' | /opt/HiRDB_S/bin/pdsetup -d /opt/HiRDB_S
/opt/HiRDB_S/bin/pdsetup -c sjis /opt/HiRDB_S 2 |
- 〔説明〕
- インストールディレクトリをHiRDB運用ディレクトリとして使用している場合は,ディレクトリの所有者及びグループをHiRDB管理者,HiRDBグループに再設定してください。下線部の箇所にHiRDB管理者のユーザID,グループIDを指定します。
- 下線部の箇所に使用する文字コードを指定してください。
- (例2)
- インストールディレクトリをHiRDB運用ディレクトリとして使用していない場合のシェルの記述例を示します。
DIR=/usr/HiRDB1 1
/bin/echo 'y' | /opt/HiRDB_S/bin/pdsetup -d $DIR
/opt/HiRDB_S/bin/pdsetup -c sjis $DIR 2
DIR=/usr/HiRDB2 3
/bin/echo 'y' | /opt/HiRDB_S/bin/pdsetup -d $DIR 3
/opt/HiRDB_S/bin/pdsetup -c sjis $DIR 3 |
- 〔説明〕
- HiRDB運用ディレクトリ名を指定してください。
- 下線部の箇所に使用する文字コードを指定してください。
- オンライン配布するHiRDBの数だけ繰り返して指定してください。
(b) HP-UX版のHiRDB/パラレルサーバの場合
- (例1)
- インストールディレクトリをHiRDB運用ディレクトリとして使用している場合のシェルの記述例を示します。
/bin/chown USR1 /opt/HiRDB_P 1
/bin/chgrp GRP1 /opt/HiRDB_P 1
/bin/echo 'y' | /opt/HiRDB_P/bin/pdsetup -d /opt/HiRDB_P
/opt/HiRDB_P/bin/pdsetup -c sjis /opt/HiRDB_P 2 |
- 〔説明〕
- インストールディレクトリをHiRDB運用ディレクトリとして使用している場合は,ディレクトリの所有者及びグループをHiRDB管理者,HiRDBグループに再設定してください。下線部の箇所にHiRDB管理者のユーザID,グループIDを指定します。
- 下線部の箇所に使用する文字コードを指定してください。
- (例2)
- インストールディレクトリをHiRDB運用ディレクトリとして使用していない場合のシェルの記述例を示します。
DIR=/usr/HiRDB1 1
/bin/echo 'y' | /opt/HiRDB_P/bin/pdsetup -d $DIR
/opt/HiRDB_P/bin/pdsetup -c sjis $DIR 2
DIR=/usr/HiRDB2 3
/bin/echo 'y' | /opt/HiRDB_P/bin/pdsetup -d $DIR 3
/opt/HiRDB_P/bin/pdsetup -c sjis $DIR 3 |
- 〔説明〕
- HiRDB運用ディレクトリ名を指定してください。
- 下線部の箇所に使用する文字コードを指定してください。
- オンライン配布するHiRDBの数だけ繰り返して指定してください。
(c) Solaris版のHiRDB/シングルサーバの場合
- (例1)
- インストールディレクトリをHiRDB運用ディレクトリとして使用している場合のシェルの記述例を示します。
/bin/chown USR1 /opt/HiRDB_S 1
/bin/chgrp GRP1 /opt/HiRDB_S 1
/bin/echo 'y' | /opt/HiRDB_S/bin/pdsetup -d /opt/HiRDB_S
/opt/HiRDB_S/bin/pdsetup -c ujis /opt/HiRDB_S 2 |
- 〔説明〕
- インストールディレクトリをHiRDB運用ディレクトリとして使用している場合は,ディレクトリの所有者及びグループをHiRDB管理者,HiRDBグループに再設定してください。下線部の箇所にHiRDB管理者のユーザID,グループIDを指定します。
- 下線部の箇所に使用する文字コードを指定してください。
- (例2)
- インストールディレクトリをHiRDB運用ディレクトリとして使用していない場合のシェルの記述例を示します。
DIR=/usr/HiRDB1 1
/bin/echo 'y' | /opt/HiRDB_S/bin/pdsetup -d $DIR
/opt/HiRDB_S/bin/pdsetup -c ujis $DIR 2
DIR=/usr/HiRDB2 3
/bin/echo 'y' | /opt/HiRDB_S/bin/pdsetup -d $DIR 3
/opt/HiRDB_S/bin/pdsetup -c ujis $DIR 3 |
- 〔説明〕
- HiRDB運用ディレクトリ名を指定してください。
- 下線部の箇所に使用する文字コードを指定してください。
- オンライン配布するHiRDBの数だけ繰り返して指定してください。
(d) Solaris版のHiRDB/パラレルサーバの場合
- (例1)
- インストールディレクトリをHiRDB運用ディレクトリとして使用している場合のシェルの記述例を示します。
/bin/chown USR1 /opt/HiRDB_P 1
/bin/chgrp GRP1 /opt/HiRDB_P 1
/bin/echo 'y' | /opt/HiRDB_P/bin/pdsetup -d /opt/HiRDB_P
/opt/HiRDB_P/bin/pdsetup -c ujis /opt/HiRDB_P 2 |
- 〔説明〕
- インストールディレクトリをHiRDB運用ディレクトリとして使用している場合は,ディレクトリの所有者及びグループをHiRDB管理者,HiRDBグループに再設定してください。下線部の箇所にHiRDB管理者のユーザID,グループIDを指定します。
- 下線部の箇所に使用する文字コードを指定してください。
- (例2)
- インストールディレクトリをHiRDB運用ディレクトリとして使用していない場合のシェルの記述例を示します。
DIR=/usr/HiRDB1 1
/bin/echo 'y' | /opt/HiRDB_P/bin/pdsetup -d $DIR
/opt/HiRDB_P/bin/pdsetup -c ujis $DIR 2
DIR=/usr/HiRDB2 3
/bin/echo 'y' | /opt/HiRDB_P/bin/pdsetup -d $DIR 3
/opt/HiRDB_P/bin/pdsetup -c ujis $DIR 3 |
- 〔説明〕
- HiRDB運用ディレクトリ名を指定してください。
- 下線部の箇所に使用する文字コードを指定してください。
- オンライン配布するHiRDBの数だけ繰り返して指定してください。