19.1 作業表用ファイルの容量の見積もりの概要

ここでは,SQL文を実行するときに必要とする一時的な情報を格納する作業表用ファイルの容量の見積もりについて説明します。

作業表用ファイルとは,次に示す操作をするときに発生する一時的な情報を格納するファイルです。

作業表用ファイルは,HiRDBがHiRDBファイルシステム領域に作成します。HiRDB管理者は次に示すことをしてください。

以降,pdfmkfsコマンドのオプションに指定する値の見積もり方法について説明します。pdfmkfsコマンドのオプションと作業表用ファイルの内容の関係を次の表に示します。

表19-1 pdfmkfsコマンドのオプションと作業表用ファイルの内容の関係

オプション内 容
-n作業表用ファイルを作成するHiRDBファイルシステム領域のサイズ
-lHiRDBファイルシステム領域に作成するHiRDBファイル(作業表用ファイル)の最大数
-eHiRDBファイルシステム領域の最大増分回数
-aHiRDBファイルシステム領域を自動的に拡張するかどうか