5.10.3 例題2(HiRDB/パラレルサーバの場合)

次に示すリスト用RDエリア用のHiRDBファイルシステム領域に,リスト用RDエリアを作成します。

<この項の構成>
(1) 制御文ファイルの作成
(2) データベース構成変更ユティリティ(pdmod)の実行

(1) 制御文ファイルの作成

データベース構成変更ユティリティ(pdmod)の引数に指定する制御文ファイルを作成します。制御文ファイルを作成する場所は任意ですが,ここでは次に示すファイル名で作成することにします。

制御文ファイルの内容

create rdarea LIST01 for list                                   1
   server name b001
   page 4096 characters storage control segment 2 pages
   file name "/listarea01/list01"
       initial 1000 segments;

〔説明〕
  1. リスト用RDエリア(LIST01)の定義
    LIST01を管理するバックエンドサーバの名称(b001)を指定します。
    RDエリアのページ長及びセグメントサイズを指定します。HiRDBファイルシステム領域にlist01というHiRDBファイルを作成します。HiRDBファイル内のセグメント数を1000とします。

(2) データベース構成変更ユティリティ(pdmod)の実行

コマンドの入力例

pdmod -a /usr/hirdb/pdmod04

〔説明〕
-a:(1)で作成した制御文ファイルのファイル名を指定します。