1.2.2 単調増加ファイル

HiRDBを使用すると単調増加するファイルを情報の種別ごとに示します。

なお,*は任意の英数字です。また,ファイル名又はディレクトリ名には,標準のパス名を記載しています。システムによっては異なる場合があります。

また,サポートバージョンとは,サポートを開始したバージョンを示します。例えば,サポートバージョンが初期の場合は,全バージョンでサポートしていることになります。

表中の凡例を次に示します。
○:オプションなどで最大サイズを制限できます。
×:最大サイズを制限できません。
S:HiRDB/シングルサーバ
P:HiRDB/パラレルサーバ
DK:HiRDB/Developer's Kit
RT:HiRDB/Run Time
<この項の構成>
(1) 簡易ダンプ
(2) エラー情報
(3) チューニング情報
(4) トラブルシュート情報
(5) 通信用スペシャルファイル
(6) インデクス作成用一時ファイル
(7) 運用コマンド作業用一時ファイル
(8) ユティリティ結果ファイル
(9) ユティリティ作業用一時ファイル
(10) トレース情報
(11) 統計情報

(1) 簡易ダンプ

項番ファイル名又はディレクトリ名説明ファイルサイズの概算値ファイル数最大サイズの制限可否出力される製品種別サポートバージョン
1$PDDIR/spool/pdfesdump/*フロントエンドサーバ用の簡易ダンプファイルです。pdfesプロセスセグメンテーション障害,又はアボート時に生成されます。
自動で削除する場合:
次のオペランドを指定します。
  • pd_spool_cleanup_interval
  • pd_spool_cleanup_interval_level
  • pd_spool_cleanup
  • pd_spool_cleanup_level
手動で削除する場合:
pdcspoolコマンドを実行します。
なお,$PDDIR下が容量不足となった場合はユニットダウンします。
数MB(不定)
ディレクトリ:
$PDDIR/spool/pdfesdump[1-3]でディレクトリ3世代のループ
ファイル:
ディレクトリ下に無制限
×P初期
2$PDDIR/spool/pddicdump/*ディクショナリサーバ用の簡易ダンプファイルです。pddicプロセスセグメンテーション障害,アボート,ディクショナリ用RDエリア閉塞時に生成されます。
自動で削除する場合:
次のオペランドを指定します。
  • pd_spool_cleanup_interval
  • pd_spool_cleanup_interval_level
  • pd_spool_cleanup
  • pd_spool_cleanup_level
手動で削除する場合:
pdcspoolコマンドを実行します。
なお,$PDDIR下が容量不足となった場合はユニットダウンします。
数MB(不定)
ディレクトリ:
$PDDIR/spool/pddicdump[1-3]でディレクトリ3世代のループ
ファイル:
ディレクトリ下に無制限
×P初期
3$PDDIR/spool/pdbesdump/*バックエンドサーバ用の簡易ダンプファイルです。pdbesプロセスセグメンテーション障害,アボート,ユーザ用RDエリア閉塞時に生成されます。
自動で削除する場合:
次のオペランドを指定します。
  • pd_spool_cleanup_interval
  • pd_spool_cleanup_interval_level
  • pd_spool_cleanup
  • pd_spool_cleanup_level
手動で削除する場合:
pdcspoolコマンドを実行します。
なお,$PDDIR下が容量不足となった場合はユニットダウンします。
数MB(不定)
ディレクトリ:
$PDDIR/spool/pdbesdump[1-3]でディレクトリ3世代のループ
ファイル:
ディレクトリ下に無制限
×P初期
4$PDDIR/spool/pdsdsdump/*シングルサーバ用の簡易ダンプファイルです。pdsdsプロセスセグメンテーション障害,アボート,ユーザ用RDエリア閉塞時に生成されます。
自動で削除する場合:
次のオペランドを指定します。
  • pd_spool_cleanup_interval
  • pd_spool_cleanup_interval_level
  • pd_spool_cleanup
  • pd_spool_cleanup_level
手動で削除する場合:
pdcspoolコマンドを実行します。
なお,$PDDIR下が容量不足となった場合はユニットダウンします。
数MB(不定)
ディレクトリ:
$PDDIR/spool/pdsdsdump[1-3]でディレクトリ3世代のループ
ファイル:
ディレクトリ下に無制限
×S初期
5$PDDIR/spool/pdsysdump/*システム共通の簡易ダンプファイルです。HiRDBシステムを制御するプロセスの異常終了時に生成されます。
自動で削除する場合:
次のオペランドを指定します。
  • pd_spool_cleanup_interval
  • pd_spool_cleanup_interval_level
  • pd_spool_cleanup
  • pd_spool_cleanup_level
手動で削除する場合:
pdcspoolコマンドを実行します。
なお,$PDDIR下が容量不足となった場合はユニットダウンします。
数~数十MB(不定)
ディレクトリ:
$PDDIR/spool/pdsdsdump[1-3]でディレクトリ3世代のループ
ファイル:
ディレクトリ下に無制限
×S,P初期

(2) エラー情報

項番ファイル名又はディレクトリ名説明ファイルサイズの概算値ファイル数最大サイズの制限可否出力される製品種別サポートバージョン
1$PDDIR/spool/pdlckinf/*デッドロックタイムアウト情報ファイルです。排他制御エラー発生時に生成されます。
自動で削除する場合:
次のオペランドを指定します。
  • pd_spool_cleanup_interval
  • pd_spool_cleanup_interval_level
  • pd_spool_cleanup
  • pd_spool_cleanup_level
手動で削除する場合:
pdcspoolコマンドを実行します。
なお,$PDDIR下が容量不足となった場合はユニットダウンします。
数KB無制限×S,P初期
2$PDDIR/spool/pdtrninf/*トランザクション情報ファイルです。リアルタイムSANレプリケーション使用時に生成されます。
自動で削除する場合:
次のオペランドを指定します。
  • pd_spool_cleanup_interval
  • pd_spool_cleanup_interval_level
  • pd_spool_cleanup
  • pd_spool_cleanup_level
手動で削除する場合:
pdcspoolコマンドを実行します。
なお,$PDDIR下が容量不足となった場合はユニットダウンします。
数KB無制限×S,P07-01
3$PDDIR/spool/pdjnlinf/*システムログファイルの空き容量監視機能のシステムログファイルの状態情報ファイルです。システムログファイルの空き容量が警告値未満になったときに1ファイル生成されます。
自動で削除する場合:
次のオペランドを指定します。
  • pd_spool_cleanup_interval
  • pd_spool_cleanup_interval_level
  • pd_spool_cleanup
  • pd_spool_cleanup_level
手動で削除する場合:
pdcspoolコマンドを実行します。
なお,$PDDIR下が容量不足となった場合はユニットダウンします。
2729~3521バイト程度サーバごとに1ファイル×S,P07-00
4$PDDIR/spool/pdjnlinf/errinf/*システムログエラー情報出力ファイルです。リラン時,システムログ読み込みエラー時に生成されます。
自動で削除する場合:
次のオペランドを指定します。
  • pd_spool_cleanup_interval
  • pd_spool_cleanup_interval_level
  • pd_spool_cleanup
  • pd_spool_cleanup_level
手動で削除する場合:
pdcspoolコマンドを実行します。又はpdstopコマンド実行時(オプションなし,-iオプション指定時,又はdbdestroyオプション指定時)にも削除されます。
なお,$PDDIR下が容量不足となった場合はユニットダウンします。
最大値はpd_log_max_data_sizeオペランドの指定値ログ世代数分(有限個)×S,P初期
5/tmp/pdskipsql_サーバ名_プロセスIDpdorendコマンド実行時の追い付き反映SQLスキップ情報ファイルです。pdorendコマンド実行時の追い付き反映処理でSQLスキップ対象エラーが発生したときに生成されます。
OSのrmコマンドなどを実行して手動で削除します。
((400+((1500×マッピングキー構成列数)×2)[+50+(Σ(50+↑(更新要素数※1÷9)↑×80)]※2)×スキップしたSQL件数)×1.2pdorendコマンドの対象RDエリアが存在するサーバ数(コマンドのプロセスIDごと,かつサーバ単位)×S,P07-01
6$PDCLTPATH/pderr1.trc, pderr2.trcクライアントエラー情報ファイルです。UAP実行時に生成されます。OSのrmコマンドなどを実行して手動で削除します。クライアント環境変数PDUAPERLOGで指定(省略値は4096バイト)2ファイルをラップで使用S,P,DK,RT初期
7$PDCLTPATH/pderrxxxxx-1.trc, pderrxxxxx-2.trc
(xxxxx:UAP実行時のプロセスID)
クライアントエラー情報ファイルです
(X/Openに従ったAPI(TX_関数)を使用した場合)。UAP実行時に生成されます。OSのrmコマンドなどを実行して手動で削除します。
クライアント環境変数PDUAPERLOGで指定(省略値は4096バイト)UAPのプロセスIDごとに2ファイルを作成し,ラップで使用S,P,DK,RT07-01
注※1
更新要素数の詳細を次に示します。
・UPDATE SET(要素指定):更新対象の要素数
・UPDATE ADD:1
・UPDATE DELETE:削除対象の要素数
注※2
制御文にmvcelmwarn=ignoreを指定し,かつ繰返し列が存在する場合に[]内の値を加算します。
Σ:繰返し列数分を加算します。

(3) チューニング情報

項番ファイル名又はディレクトリ名説明ファイルサイズの概算値ファイル数最大サイズの制限可否出力される製品種別サポートバージョン
1$PDDIR/spool/pdsqldump/*アクセスパス情報ファイルです。クライアント環境変数PDVWOPTMODEに1以上を指定している場合,SQL文実行時(前処理ごと)に生成されます。
自動で削除する場合:
次のオペランドを指定します。
  • pd_spool_cleanup_interval
  • pd_spool_cleanup_interval_level
  • pd_spool_cleanup
  • pd_spool_cleanup_level
手動で削除する場合:
pdcspoolコマンドを実行します。
なお,$PDDIR下が容量不足となった場合はユニットダウンします。
(数KB~数百KB)×トランザクション内SQL数トランザクションごと×S,P04-03

(4) トラブルシュート情報

項番ファイル名又はディレクトリ名説明ファイルサイズの概算値ファイル数最大サイズの制限可否出力される製品種別サポートバージョン
1$PDDIR/spool/save/abcode.*サーバプロセス異常終了情報(アボートコードなど)です。サーバプロセスの異常終了時に生成されます。
自動で削除する場合:
次のオペランドを指定します。
  • pd_spool_cleanup_interval
  • pd_spool_cleanup_interval_level
  • pd_spool_cleanup
  • pd_spool_cleanup_level
手動で削除する場合:
pdcspoolコマンドを実行します。
なお,$PDDIR下が容量不足となった場合はユニットダウンします。
32ビットモードの場合:40バイト
64ビットモードの場合:72バイト
無制限×S,P初期
2$PDDIR/spool/save/*サーバプロセス異常終了情報(コアファイル)です。サーバプロセスの異常終了時に生成されます。
自動で削除する場合:
次のオペランドを指定します。
  • pd_spool_cleanup_interval
  • pd_spool_cleanup_interval_level
  • pd_spool_cleanup
  • pd_spool_cleanup_level
手動で削除する場合:
pdcspoolコマンドを実行します。
なお,$PDDIR下が容量不足となった場合はユニットダウンします。
数MB~数十MB
注 AIXでEXTSHM環境変数を指定していない場合はアタッチしていた共用メモリダンプもcoreに含まれるため,数GBになることがあります。
ダウンしたサーバ名[1-3]でファイル3世代のループ×S,P初期
3$PDDIR/spool/save/*.debサーバプロセス異常終了情報です。サーバプロセスの異常終了時に生成されます。
自動で削除する場合:
次のオペランドを指定します。
  • pd_spool_cleanup_interval
  • pd_spool_cleanup_interval_level
  • pd_spool_cleanup
  • pd_spool_cleanup_level
手動で削除する場合:
pdcspoolコマンドを実行します。
なお,$PDDIR下が容量不足となった場合はユニットダウンします。
数MB~十数MBダウンしたサーバ名[1-3].debでファイル3世代のループ×S,P初期
4$PDDIR/spool/save/コマンド名*.txtpdload,pdrorg,pdrreclaim,pdpgbfonコマンドのトラブルシュート情報です。コマンドのタイムアウト時に生成されます。
自動で削除する場合:
次のオペランドを指定します。
  • pd_spool_cleanup_interval
  • pd_spool_cleanup_interval_level
  • pd_spool_cleanup
  • pd_spool_cleanup_level
手動で削除する場合:
pdcspoolコマンドを実行します。
なお,$PDDIR下が容量不足となった場合はユニットダウンします。
数KB~数十KB(そのときに実行していたHiRDBのプロセス数や,排他待ち資源数によって変化します)コマンドのプロセスIDごとに1ファイル×S,P06-02
5$PDDIR/spool/pdshmdump/*共用メモリダンプファイルです。サーバプロセス異常終了時,ユニット異常終了時に生成されます。
自動で削除する場合:
次のオペランドを指定します。
  • pd_spool_cleanup_interval
  • pd_spool_cleanup_interval_level
  • pd_spool_cleanup
  • pd_spool_cleanup_level
手動で削除する場合:
pdcspoolコマンドを実行します。
なお,$PDDIR下が容量不足となった場合はユニットダウンします。
数百MB~数GB(pdls -d memコマンドで共用メモリを使用するプロセスの属性が"MANAGER"と表示された共用メモリセグメントのサイズとほぼ同じです)shmdumpとshmdump.oldのファイル2世代でループ×S,P初期

(5) 通信用スペシャルファイル

項番ファイル名又はディレクトリ名説明ファイルサイズの概算値ファイル数最大サイズの制限可否出力される製品種別サポートバージョン
1/dev/HiRDB/pth/*通信用スペシャルファイルです。HiRDB開始時,HiRDBサーバ起動時,コマンド実行時,UAP接続時に生成されます。
HiRDBサーバプロセスが正常終了すると自動で削除されます。
手動で削除する場合は,OSのrmコマンドで削除します(サーバマシンのすべてのHiRDBサーバを停止した状態で削除できます)。
なお,$PDDIR下が容量不足となった場合,ユニットが起動できません。
0最大196605×S,P初期

(6) インデクス作成用一時ファイル

項番ファイル名又はディレクトリ名説明ファイルサイズの概算値ファイル数最大サイズの制限可否出力される製品種別サポートバージョン
1pd_plugin_ixmk_dir指定ディレクトリ/インデクス名称.RDエリア名称
(pd_plugin_ixmk_dirにディレクトリを指定した場合)
プラグインインデクスのインデクス情報ファイルです。SQL文実行時に生成されます。
プラグインインデクスの一括作成が正常終了したとき,プラグインインデクスの再作成を実行したときに,自動で削除されます。
手動で削除する場合はOSのrmコマンドなどを実行します。
マニュアル「HiRDB Version 8 システム運用ガイド」の「プラグインインデクスの遅延一括作成」の「注意事項」を参照してください。プラグイン数×インデクス格納RDエリア数(更新の発生したRDエリア数)×S,P05-06

(7) 運用コマンド作業用一時ファイル

項番ファイル名又はディレクトリ名説明ファイルサイズの概算値ファイル数最大サイズの制限可否出力される製品種別サポートバージョン
1$PDDIR/tmp/CMr*運用コマンド一時ファイルです。運用コマンド実行時に生成されます。
運用コマンド実行終了時に自動的に削除されます。
MAX(1024バイト×グローバルバッファ数,512バイト×RDエリア数)コマンドのプロセスIDごとに1ファイルS,P初期
2$PDDIR/tmp/CMs*運用コマンド一時ファイルです。運用コマンド実行時に生成されます。
運用コマンド実行終了時に自動的に削除されます。
128バイト×RDエリア数コマンドのプロセスIDごとに1ファイルS,P初期
3$PDDIR/tmp/CMb*pdbuflsコマンドの差分情報ファイルです。pdbuflsコマンド(-k sts指定,又はオプション指定なし)実行時に生成されます。
HiRDB開始時に自動で削除されます。手動で削除する場合は,pdbuflsコマンドを実行していないときにOSのrmコマンドなどを実行します。
16バイト+124バイト×グローバルバッファ数コマンドのプロセスIDごとに1ファイルS,P初期
4$PDDIR/tmp/pdcmd*運用コマンド結果ファイルです。運用コマンド実行時に生成されます。運用コマンド実行終了時に自動で削除されます。
なお,このファイルはHiRDB/パラレルサーバでディクショナリサーバとシステムマネジャが別ノードの場合にだけ使用されます。
MAX(1024バイト×グローバルバッファ数,512バイト×RDエリア数)コマンドのプロセスIDごとに1ファイルP初期
5/tmp/pddefrev.exp.*(pd_tmp_directoryオペランドは無効です)pddefrevコマンド作業用一時ファイルです。pddefrevコマンド実行開始時に生成されます。
pddefrevコマンド実行終了時に自動で削除されます。手動で削除する場合は,OSのrmコマンドなどを実行します。
搬出対象の資源数×70バイトコマンドのプロセスIDごとに1ファイル×S,P04-01
6$PDDIR/spool/tmp/*運用コマンド一時ファイルです。運用コマンド実行時に生成されます。
運用コマンド実行終了時に自動的に削除されます。
最大1024バイトコマンドのプロセスIDごとに1ファイル×S,P08-51-16または08-51-/P

(8) ユティリティ結果ファイル

項番ファイル名又はディレクトリ名説明ファイルサイズの概算値ファイル数最大サイズの制限可否出力される製品種別サポートバージョン
1$TMPDIR/pdcp1*,/tmp/pdcp1*,-pオプション指定ディレクトリ/pdcp1*(08-02以降でpd_tmp_directoryオペランド指定時はpd_tmp_directoryディレクトリ下)pdcopy結果ファイルです。pdcopy実行時に生成されます。
OSのrmコマンドなどを実行して手動で削除します。
3500B×RDエリア数pdcopyの-pオプションなしの場合に毎回異なるファイル名で1ファイルS,P初期
2$TMPDIR/pdrs1*,/tmp/pdrs1*,-wオプション指定ディレクトリ/pdrs1*(08-02以降でpd_tmp_directoryオペランド指定時はpd_tmp_directoryディレクトリ下)pdrstr結果一時ファイルです(ログ指定回復時のロールバックログ格納一時ファイル)。pdrstr実行時に生成されます。
ロールバック完了時に自動で削除されます。手動で削除する場合は,OSのrmコマンドなどを実行します。
ロールバックログ量に依存します。pdrstrの対象RDエリアが属するサーバ数×S,P初期
3$TMPDIR/pdrs2*,/tmp/pdrs2*,-pオプション指定ディレクトリ/pdrs2*(08-02以降でpd_tmp_directoryオペランド指定時はpd_tmp_directoryディレクトリ下)pdrstr結果ファイルです。pdrstr実行時に生成されます。
OSのrmコマンドなどを実行して手動で削除します。
3500B×RDエリア数pdrstrの-pオプションなしの場合に毎回異なるファイル名で1ファイルS,P初期
4$TMPDIR/pdrs3*,/tmp/pdrs3*(08-02以降でpd_tmp_directoryオペランド指定時はpd_tmp_directoryディレクトリ下)pdrstr結果一時ファイルです(JP1/OmniBack IIのライブラリファイル存在有無チェック用一時ファイル(-koの場合))。pdrstr実行時に生成されます。
ライブラリ存在有無チェック処理後に自動で削除されます。手動で削除する場合は,OSのrmコマンドなどを実行します。
23バイト(ライブラリパス長)2(ライブラリ数)S,P05-05
5$TMPDIR/pdrs4*,/tmp/pdrs4*(08-02以降でpd_tmp_directoryオペランド指定時はpd_tmp_directoryディレクトリ下)pdrstr結果一時ファイルです(メッセージをコンソールに出力するための一時ファイル)。pdrstr実行時に生成されます。
pdrstr実行終了時に自動で削除されます。手動で削除する場合は,OSのrmコマンドなどを実行します。
256バイト1(コマンド実行ノードだけ)S,P初期
6/tmp/REPORT*(バージョン08-02以降でpd_tmp_directoryオペランド指定時はpd_tmp_directoryディレクトリ下)pdrbal処理結果ファイルです。pdrbal実行時に生成されます。
OSのrmコマンドなどを実行して手動で削除します。
20.1.9 リバランスユティリティ(pdrbal)実行時のファイルの容量」を参照してください。report制御文指定なしの場合に毎回異なるファイル名で1ファイル×S,P06-00
7/tmp/CONSTCK-REPORT-*(08-02以降でpd_tmp_directoryオペランド指定時はpd_tmp_directoryディレクトリ下)pdconstck処理結果ファイルです。pdconstck実行開始時に生成されます。
OSのrmコマンドなどを実行して手動で削除します。
20.1.10 整合性チェックユティリティ(pdconstck)実行時のファイルの容量」を参照してください。コマンドのプロセスIDごとに1ファイル×S,P07-03

(9) ユティリティ作業用一時ファイル

項番ファイル名又はディレクトリ名説明ファイルサイズの概算値ファイル数最大サイズの制限可否出力される製品種別サポートバージョン
1$TMPDIR/pdcp2*,/tmp/pdcp2*(08-02以降でpd_tmp_directoryオペランド指定時はpd_tmp_directoryディレクトリ下)pdcopy結果一時ファイル(JP1/OmniBack IIのライブラリファイル存在有無チェック用一時ファイル(-koの場合))です。pdcopy実行時に生成されます。
ライブラリ存在有無チェック処理後に自動で削除されます。手動で削除する場合は,OSのrmコマンドなどを実行します。
23バイト(ライブラリパス長)2(ライブラリ数)S,P05-05
2$TMPDIR/pdcp3*,/tmp/pdcp3*(08-02以降でpd_tmp_directoryオペランド指定時はpd_tmp_directoryディレクトリ下)pdcopy結果一時ファイル(メッセージをコンソールに出力するための一時ファイル)です。pdcopy実行時に生成されます。
pdcopy実行終了時に自動的に削除されます。手動で削除する場合は,OSのrmコマンドなどを実行します。
256バイト1(コマンド実行ノードだけ)S,P初期
3$TMPDIR/pdcp4*,/tmp/pdcp4*(08-02以降でpd_tmp_directoryオペランド指定時はpd_tmp_directoryディレクトリ下)pdcopy結果一時ファイル(メッセージ格納一時ファイル)です。pdcopy実行開始時に生成されます。
pdcopy実行終了時に自動的に削除されます。手動で削除する場合は,OSのrmコマンドなどを実行します。
256バイト×pdcopy対象RDエリア数pdcopyの対象RDエリアが属するサーバ数+2S,P初期
4$TMPDIR/pdrs5*,/tmp/pdrs5*(08-02以降でpd_tmp_directoryオペランド指定時はpd_tmp_directoryディレクトリ下)pdrstr結果一時ファイル(メッセージ格納一時ファイル)です。pdrsrt実行開始時に生成されます。
pdrstr実行終了時に自動的に削除されます。手動で削除する場合は,OSのrmコマンドなどを実行します。
256バイト×pdrstr対象RDエリア数対象RDエリアが属するサーバ数+2
ただし,対象サーバ数が2以上,又は回復対象ユニット以外に存在するログを入力する場合には,さらに+1。
S,P初期
5/tmp/ERROR*(08-02以降でpd_tmp_directoryオペランド指定時はpd_tmp_directoryディレクトリ下)pdload入力データ格納情報の結果ファイル(エラー情報ファイル)です。pdload実行時に生成されます。OSのrmコマンドなどを実行して手動で削除します。20.1.1 データベース作成ユティリティ(pdload)実行時のファイルの容量」を参照してください。source文でerrorオペランドを指定しない場合,毎回異なるファイル名で1ファイル×S,P初期
6/usr/tmp/*,/var/tmp/*,/tmp/*(08-02以降でpd_tmp_directoryオペランド指定時はpd_tmp_directoryディレクトリ下)pdloadエラー情報ファイル作成用一時ファイルです。pdload実行時に生成されます。OSのrmコマンドなどを実行して手動で削除します。
なお,このファイルはHiRDB/パラレルサーバの場合だけ使用されます。
20.1.1 データベース作成ユティリティ(pdload)実行時のファイルの容量」を参照してください。データロード対象表格納サーバ数×S,P初期
7/tmp/LOBMID*(08-02以降でpd_tmp_directoryオペランド指定時はpd_tmp_directoryディレクトリ下)pdload BLOB列ロード用ワークファイルです。pdload実行開始時に生成されます。OSのrmコマンドなどを実行して手動で削除します。20.1.1 データベース作成ユティリティ(pdload)実行時のファイルの容量」を参照してください。オプション-kにd以外を指定し,lobmid文を省略してBLOB列を持つ表にデータロードする場合に,毎回異なるファイル名で1ファイル×S,P03-00
8/tmp/INDEX*,idxwork制御文指定ディレクトリ/INDEX*(08-02以降でpd_tmp_directoryオペランド指定時はpd_tmp_directoryディレクトリ下)pdload,pdrorg,pdrbalのインデクス情報ファイルです。pdload,pdrorg,pdrbal実行時に生成されます。
インデクスロード完了時に自動的に削除されます。手動で削除する場合は,OSのrmコマンドなどを実行します。
次の箇所を参照してください。
20.1.1 データベース作成ユティリティ(pdload)実行時のファイルの容量
20.1.2 データベース再編成ユティリティ(pdrorg)実行時のファイルの容量
20.1.9 リバランスユティリティ(pdrbal)実行時のファイルの容量
インデクス一括作成モード選択時,毎回異なるファイル名でインデクス数×インデクス格納RDエリア数分×S,P初期
9/tmp/rs*,sort制御文指定ディレクトリ/rs*(08-02以降でpd_tmp_directoryオペランド指定時はpd_tmp_directoryディレクトリ下)pdload,pdrorg,pdrbalのインデクス情報ファイルです。pdload,pdrorg,pdrbal実行時に生成されます。
インデクスロード完了時,又はプロセス終了時に自動的に削除されます。手動で削除する場合は,OSのrmコマンドなどを実行します。
次の箇所を参照してください。
20.1.1 データベース作成ユティリティ(pdload)実行時のファイルの容量
20.1.2 データベース再編成ユティリティ(pdrorg)実行時のファイルの容量
20.1.9 リバランスユティリティ(pdrbal)実行時のファイルの容量
インデクス一括作成モード選択時,毎回異なるファイル名でインデクス格納サーバ数分×S,P初期
10/tmp/*.dbst.data,/tmp/*.dbst.msg(08-02以降でpd_tmp_directoryオペランド指定時はpd_tmp_directoryディレクトリ下)pddbstコマンド一時ファイルです。pddbst実行開始時に生成されます。
pdrstr実行終了時に自動的に削除されます。手動で削除する場合は,OSのrmコマンドなどを実行します。
20.1.4 データベース状態解析ユティリティ(pddbst)実行時のファイルの容量」を参照してください。コマンドのプロセスIDごとにそれぞれ1ファイル×S,P初期
11/tmp/*.syi,*.syo,*.uai,*.uao,*.sqi,*.sqo,*.pci,*.pco,*.soi,*.soo,*.doi,*.doo,*.bui,*.buo,*.fii,*.fio,*.dfi,*.dfo,*.ixi,*.ixo,*.isi,*.iso,*.cni,*.cno,*.qhi,*.qho,*.shi,*.sho,*.obi,*.obo,*.fsi,*.fso,*.hbi,*.hbo, -wオプション指定ディレクトリ/***(08-02以降でpd_tmp_directoryオペランド指定時はpd_tmp_directoryディレクトリ下)pdsteditコマンド作業用一時ファイルです。pdstedit実行開始時に生成されます。
pdstedit実行終了時に自動的に削除されます。手動で削除する場合は,OSのrmコマンドなどを実行します。
20.1.3 統計解析ユティリティ(pdstedit)実行時のファイルの容量」を参照してください。コマンドのプロセスIDごと,かつ解析対象の情報ごとに1ファイル×S,P初期

(10) トレース情報

項番ファイル名又はディレクトリ名説明ファイルサイズの概算値ファイル数最大サイズの制限可否出力される製品種別サポートバージョン
1$PDCLTPATH/pdsql1.trc,pdsql2.trcSQLトレース情報です。SQL文実行時に生成されます。
OSのrmコマンドなどを実行して手動で削除します。
クライアント環境変数PDSQLTRACEで指定2ファイルをラップで使用S,P,DK,RT初期
2$PDCLTPATH/pdsqlxxxxx-1.trc,pdsqlxxxxx-2.trc
xxxxx:UAP実行時のプロセスID)
SQLトレース情報(X/Openに従ったAPI(TX_関数)を使用した場合)です。SQL文実行時に生成されます。
OSのrmコマンドなどを実行して手動で削除します。
クライアント環境変数PDSQLTRACEで指定UAPのプロセスIDごとに2ファイルを作成し,ラップで使用S,P,DK,RT07-01
3$PDCLTPATH/pdjsqlxxxxxxxx_ppppp_1.trc,pdjsqlxxxxxxxx_ppppp_2.trc
xxxxxxxx:接続したサーバ名
ppppp:クライアント側の受信ポート番号
SQLトレース情報(Type4 JDBCドライバを使用した場合)です。SQL文実行時に生成されます。
OSのrmコマンドなどを実行して手動で削除します。
クライアント環境変数PDSQLTRACEで指定接続したサーバ名とクライアント側の受信ポート番号ごとに2ファイルを作成し,ラップで使用S,P,DK,RT08-00
4$PDCLTPATH/pdjsqlxxxxxxxx_ppppp_1.trc,pdjsqlxxxxxxxx_ppppp_2.trc
xxxxxxxx:接続したサーバ名
ppppp:クライアント側の受信ポート番号
動的SQLトレース(Type4 JDBCドライバを使用した場合)です。SQL文実行時に生成されます。
OSのrmコマンドなどを実行して手動で削除します。
pdtrcmgr -sコマンドで指定接続したサーバ名とクライアント側の受信ポート番号ごとに2ファイルを作成し,ラップで使用S,P,DK,RT08-00
5$PDJDBFILEDIR/pdexc1.trc,pdexc2.trcExceptionトレースログです。Type4 JDBCドライバ内で例外発生時に生成されます。
OSのrmコマンドなどを実行して手動で削除します。
↑180×n×m÷1024↑+1キロバイト
n:クライアント環境変数PDJDBONMEMNUM で指定(省略値は1000)
m:クライアント環境変数PDJDBFILEOUTNUM で指定(省略値は5)
2ファイルをラップで使用S,P,DK,RT08-00
6ユーザ指定(DriverManagerクラスのsetLogWriterメソッド,DataSourceインタフェースのsetLogWriterメソッドで指定)JDBCインタフェースメソッドトレースです。Type4 JDBCドライバ内で例外発生時,Connection.closeメソッド実行時に生成されます。
OSのrmコマンドなどを実行して手動で削除します。
↑180×n×m÷1024↑ キロバイト
n:接続時に指定するユーザプロパティのTRC_NOで指定(省略値は500)
m:接続から切断までの例外発生回数+1
1ファイルS,P,DK,RT08-00
7$PDTRCPATH/pdcHHMMSSmmm_XXX_1.trc,pdcHHMMSSmmm_XXX_2.trc
HHMMSSmmm:CONNECT時間
XXX:CONNECT通番
動的SQLトレースです。SQL文実行時に生成されます。
OSのrmコマンドなどを実行して手動で削除します。
pdtrcmgr -sコマンドで指定コネクトごとに2ファイルを作成し,ラップで使用S,P,DK,RT06-00
8$PDCLTPATH/pdrcnct1.trc,pdrcnct2.trc再接続トレースです。自動再接続機能で自動的に接続したときに生成されます。
OSのrmコマンドなどを実行して手動で削除します。
クライアント環境変数PDRCTRACEで指定2ファイルをラップで使用S,P,DK,RT07-01

(11) 統計情報

項番ファイル名又はディレクトリ名説明ファイルサイズの概算値ファイル数最大サイズの制限可否出力される製品種別サポートバージョン
1$PDREPPATH/pdHHMMSSmmm_XXX_1.trc,pdHHMMSSmmm_XXX_2.trc
HHMMSSmmm:CONNECT時間
XXX:CONNECT通番
UAP統計レポートです。SQL文実行時に生成されます。
OSのrmコマンドなどを実行して手動で削除します。
クライアント環境変数PDSQLTRACEで指定コネクトごとに2ファイルを作成し,ラップで使用S,P,DK,RT06-00
2$PDCLTPATH/pdjsqlxxxxxxxx_ppppp_1.trc,pdjsqlxxxxxxxx_ppppp_2.trc
xxxxxxxx:接続したサーバ名
ppppp:クライアント側の受信ポート番号
UAP統計レポート(Type4 JDBCドライバを使用した場合)です。SQL文実行時に生成されます。
OSのrmコマンドなどを実行して手動で削除します。
クライアント環境変数PDSQLTRACEで指定接続したサーバ名とクライアント側の受信ポート番号ごとに2ファイルを作成し,ラップで使用S,P,DK,RT08-00