13.18.6 リアルタイムSANレプリケーション使用時の注意

リアルタイムSANレプリケーションの処理方式がハイブリッド方式の場合,共用表に対して次の表に示すSQLを実行すると,リモートサイトへのデータベースの同期待ち合わせを行います。1SQL当たり2秒以上のオーバヘッドが掛かることがあります。

表13-11 リモートサイトへの同期待ち合わせが発生するSQL

対象SQL条件
LOCK TABLEEXCLUSIVEモード
COMMIT条件なし
ROLLBACK
DISCONNECT
CREATE TABLE
CREATE INDEX
DROP TABLE
DROP INDEX
ALTER TABLE再利用セグメント数の変更

なお,リモートサイトへのデータベースの同期待ち合わせに失敗した場合の,リモートサイトのデータベース回復方法については,マニュアル「HiRDB Version 8 ディザスタリカバリシステム 構築・運用ガイド」の「障害発生時の運用」を参照してください。