ユティリティ用のHiRDBファイルシステム領域を作成する例を次に示します。ユティリティ用のHiRDBファイルシステム領域には,次に示すファイルを作成します。
- バックアップファイル
- アンロードデータファイル
- アンロードログファイル
- 差分バックアップ管理ファイル
- インデクス情報ファイル
- (例)
- ユティリティ用のHiRDBファイルシステム領域を作成します。
pdfmkfs -n 50 -l 10 -k UTL -i /utlarea01 |
- 〔説明〕
- -n:HiRDBファイルシステム領域の領域長をメガバイト単位で指定します。
- -l:HiRDBファイルシステム領域内に作成するHiRDBファイル数の上限値を指定します。
- -k:HiRDBファイルシステム領域の用途を指定します。
- ユティリティ用のHiRDBファイルシステム領域なので,UTLを指定します。
- -i:HiRDBファイルシステム領域の全領域を初期化する場合に指定します。
- -iオプションを指定すると,領域全体を確保します。-iオプションを省略すると,HiRDBファイルシステム領域の管理情報だけを作成します。
- /utlarea01:作成するHiRDBファイルシステム領域の名称を指定します。
コマンドの実行後,実行結果が正しいかどうかを確認することをお勧めします。コマンドの実行結果の確認方法については,マニュアル「HiRDB Version 8 コマンドリファレンス」を参照してください。