HiRDBのマニュアルのSGML文書を格納して,マニュアルデータベースを構築するための表と,検索に必要なインデクスを定義します。簡易導入で定義する表を次の図に示します。
図23-3 例題で使用する表
![[図データ]](figure/zu220030.gif)
- 表manualはマニュアルの章番号を格納する列num及びマニュアルのSGML文書を格納する列docから構成されます。
- 章番号の列numを二つのユーザ用RDエリアUSR1とUSR2に割り当てます。
- SGML文書の列docを二つのユーザLOB用RDエリアULOB1とULOB2に割り当てます。
- マニュアルSGML文書検索用のインデクスidxを定義し,ユーザLOB用RDエリアULOB3とULOB4に割り当てます。
表及びインデクスを定義するための手順を説明します。
- HiRDBのデータベース定義ユティリティ(pddef)を実行してください。
- 下記に示す内容をそのまま入力し,改行したい場合には[Enter]キーを押してください。
- 2の操作が終了したら,データベース定義ユティリティ(pddef)を終了するために,[コントロール]+[D]を押してください。
表が定義され,データベース定義ユティリティ(pddef)が終了します。
CREATE TABLE manual( num CHAR(10) NOT NULL, doc SGMLTEXT ALLOCATE(SGMLTEXT IN((ULOB1),(ULOB2))) PLUGIN '<DTD>MAN.DTD</DTD>' )IN((USR1) <= '1', (USR2)); CREATE INDEX idx USING TYPE NGRAM ON manual(doc) IN((ULOB3),(ULOB4)); |