HiRDB Adapter for XMLと連携すると,データベースマッピング機能が使用できるようになります。
XML文書はツリー構造を持ったタグ,及びタグに囲まれた文字列の集合で構成されています。一方,データベースは関連づけられたレコードデータの集合で構成されています。HiRDB Adapter for XMLでは,XML文書のタグをデータベースの表や列に対応づけて,XML文書に含まれる文字列を適切なデータ型に変換し,データベースに格納したり,データベースに格納したデータからXML文書を復元したりするデータベースマッピング機能を提供しています。データベースマッピング機能によって次に示す処理が実現できます。
データベースにマッピングするにはAPIを使用する方法と,簡易コマンドを使用する方法があります。さらに,APIを使用する方法には内部でSQLを生成してデータベースにアクセスする方法と,データベース作成ユティリティ(pdload)のpdloadを使用する方法があります。
データベースマッピング機能については,マニュアル「HiRDB Adapter for XML ユーザーズガイド」を参照してください。
データベースマッピング機能には次に示す利点があります。
データベースマッピング機能には既に述べた特長のほかに次に示す特長があります。