11.3.1 HiRDBシステム定義の違い

HiRDBを64ビットモードにすると,次の表に示すオペランドの指定値の上限が上がります。

表11-2 指定値の上限が上がるオペランド(HiRDBシステム定義)

オペランド名指定項目32ビットモード
での上限
64ビットモード
での上限
pd_hash_table_sizeハッシュジョイン又は副問合せのハッシュ実行の適用を指定した場合のハッシュ表サイズ524,288キロバイト2,097,152キロバイト
pd_sql_object_cache_sizeSQLオブジェクト用バッファ長256,000キロバイト2,000,000キロバイト
pd_table_def_cache_size表定義情報用バッファ長65,535キロバイト2,000,000キロバイト
pd_view_def_cache_sizeビュー解析情報用バッファ長32,000キロバイト2,000,000キロバイト
pd_type_def_cache_sizeユーザ定義型情報用バッファ長65,536キロバイト2,000,000キロバイト
pd_routine_def_cache_sizeルーチン定義情報用バッファ長65,536キロバイト2,000,000キロバイト
pd_sds_shmpool_sizeシングルサーバ用共用メモリサイズ200,000キロバイト4,000,000,000
キロバイト
pd_dic_shmpool_sizeディクショナリサーバ用共用メモリサイズ200,000キロバイト4,000,000,000
キロバイト
pd_bes_shmpool_sizeバックエンドサーバ用共用メモリサイズ200,000キロバイト4,000,000,000
キロバイト
pd_lck_pool_sizeサーバ当たりの排他制御用プールサイズ2,000,000キロバイト2,000,000,000
キロバイト
pd_fes_lck_pool_sizeフロントエンドサーバの排他制御用プールサイズ2,000,000キロバイト2,000,000,000
キロバイト
pd_work_buff_size作業表用バッファ長1,000,000キロバイト4,000,000,000
キロバイト 1
pdbufferグローバルバッファの定義数1サーバ当たり
500個 2
1サーバ当たり
1,000個 2
pdbuffer -nグローバルバッファのバッファ面数460,0001,073,741,824
SHMMAX共用メモリセグメントサイズの上限値2,047メガバイト4,194,304メガバイト
注※1
システムジェネレータ(pdgen)で作業表用バッファ長を指定する場合は,指定値の上限が2,000,000,000キロバイトとなります。
注※2
ただし,システム全体で合計1,600個までしか指定できません。