次に示す方法でRDエリアを作成します。
- HiRDBの初期導入時
次に示す環境設定支援ツールを使用した場合,ツール実行時にRDエリアが作成されます。
コマンドでHiRDBの環境設定を行う場合は,次に示すユティリティでRDエリアを作成します。
- RDエリアの追加時
次に示すユティリティでRDエリアを作成(追加)します。
- データベース構成変更ユティリティ(pdmod)
- レジストリ機能初期設定ユティリティ(pdreginit)
RDエリアの作成方法の詳細については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド」又は「HiRDB Version 8 システム運用ガイド」を参照してください。
- ポイント
- pd_max_rdarea_noオペランドの値に注意してください。このオペランドにはRDエリアの最大数を指定します。RDエリアの数がこのオペランドの値を超えている場合はHiRDBを正常開始できません。
- HiRDB/パラレルサーバの場合はRDエリアを作成するサーバを意識する必要があります。RDエリアを作成するサーバマシンを次の表に示します。また,RDエリアの構成例(HiRDB/パラレルサーバの場合)を次の図に示します。
表3-2 RDエリアを作成するサーバマシン
RDエリアの種類 | RDエリアを作成するサーバマシン |
---|
マスタディレクトリ用RDエリア | ディクショナリサーバがあるサーバマシンに作成します。 |
データディクショナリ用RDエリア |
データディレクトリ用RDエリア |
データディクショナリLOB用RDエリア |
レジストリ用RDエリア |
レジストリLOB用RDエリア |
ユーザ用RDエリア | バックエンドサーバがあるサーバマシンに作成します。 |
ユーザLOB用RDエリア |
リスト用RDエリア |
図3-2 RDエリアの構成例(HiRDB/パラレルサーバの場合)
![[図データ]](figure/zu030015.gif)