スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 解説(UNIX(R)用)
自動採番機能とは,データベース中でデータを呼び出すごとに一連の整数値を返す機能です。この機能は,順序数生成子を定義することで使用できます。自動採番機能を使用すると,採番を行うUAPの開発効率が向上します。また,順序数生成子をサポートしている他DBMSで作成したUAPからの移行性も向上します。このため,採番業務では自動採番機能を使用することを推奨します。
順序数生成子は,ユーザやトランザクションの状態にかかわらず,連続した番号(順序番号)を一度に一つ生成します。順序数生成子の概要を次の図に示します。
図5-14 順序数生成子の概要
自動採番機能については,マニュアル「HiRDB Version 8 UAP開発ガイド」を参照してください。
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