演習１（HiRDBを正常終了する）

スケーラブルデータベースサーバ　HiRDB ファーストステップガイド（UNIX(R)用）

(1)　pdlsコマンドでHiRDBの稼働状況を調べます

HiRDBのシステム状態を表示して，稼働中かどうかを調べます。次のコマンドを実行してください。

 
$ pdls

(2)　pdlsコマンドの実行結果が表示されます

 
HOSTNAME(174751)         UNITID SVID     STATUS   STARTTIME
HIRLIN_SV                SDSU   ******** ACTIVE    164914
HIRLIN_SV                SDSU   sds1     ACTIVE    164914

〔説明〕: STATUSにACTIVEが表示されているので，HiRDBが稼働中です。

(3)　pdlsコマンドでHiRDBに接続中のユーザがいるかどうかを調べます

サーバのプロセスの状態を表示して，HiRDBに接続しているユーザがいるかどうかを調べます。HiRDBに接続中のユーザがいると，HiRDBを終了できません。次のコマンドを実行してください。

 
$ pdls -d prc

(4)　pdlsコマンドの実行結果が表示されます

 
HOSTNAME : HIRLIN_SV(174948)
STATUS  PID  UID   GID  SVID     TIME  PROGRAM       C-PID       C-GRP
  L     2024 500   501  sds1   999999
  L     2218 500   501  sds1   999999
  L     2219 500   501  sds1   999999

〔説明〕

HiRDBに接続中のユーザがいると，PROGRAMにUAPの識別名称が表示されます。したがって，現在HiRDBに接続中のユーザはいません。HiRDBに接続中のユーザがいると，HiRDBを終了できません。
例えば，3章の演習でHiRDB SQL Executerを使用したままにしていると（HiRDBに接続したままにしていると），HiRDBを終了できません。HiRDBを終了するには，HiRDB SQL Executerを終了してください。
PROGRAMには，クライアント環境定義のPDCLTAPNAMEオペランドに指定したUAPの識別名称が表示されます。PDCLTAPNAMEオペランドを省略すると，Unknownが表示されます。

(5)　pdstopコマンドでHiRDBを正常終了します

HiRDBを正常終了します。次のコマンドを実行してください。

 
$ pdstop

(6)　pdstopコマンドの実行結果が表示されます

 
2009 17:50:19 SDSU _rdm     KFPS01841-I HiRDB unit SDSU terminated.
 mode = NORMAL
2009 17:50:19 SDSU _rdm     KFPS01850-I HiRDB system terminated.
 mode = NORMAL

4.2.2 演習１（HiRDBを正常終了する）

(1) pdlsコマンドでHiRDBの稼働状況を調べます

(2) pdlsコマンドの実行結果が表示されます

(3) pdlsコマンドでHiRDBに接続中のユーザがいるかどうかを調べます

(4) pdlsコマンドの実行結果が表示されます

(5) pdstopコマンドでHiRDBを正常終了します