スケーラブルデータベースサーバ HiRDB ファーストステップガイド(UNIX(R)用)

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1.4 このマニュアルを読むときの注意事項

HiRDBシステムの構築を始める前に,次のことに留意してください。

<この節の構成>
(1) コマンドの実行
(2) OSごとの操作の差異
(3) HiRDBが出力するメッセージ
(4) ホームディレクトリ($HOME)の記述
(5) 製品の画面や設定値について

(1) コマンドの実行

HiRDBのコマンドは,コマンドラインから入力します。

このマニュアルでは,Bourneシェルを使用していると仮定しています。また,コマンド実行例ではプロンプトを「$ 」としています。

(2) OSごとの操作の差異

このマニュアルでは,HP-UXの環境にHiRDB/シングルサーバを構築するため,HP-UXでの操作方法を記述しています。したがって,OSパラメタ(カーネルパラメタ)の設定方法のように,ほかのOSで操作方法が異なる場合があります。HP-UX以外のOSをご使用の場合は,適宜ご使用のOSの操作方法に読み替えてください。

(3) HiRDBが出力するメッセージ

HiRDBのメッセージ(運用コマンドの出力メッセージを除く)は,syslogファイルに出力されます。障害が発生したときなどは,このsyslogファイルを見るようにしてください。

(4) ホームディレクトリ($HOME)の記述

このマニュアルでは,コマンドの入力画面例などでユーザのホームディレクトリを$HOMEと表記している個所があります。これは,出力例などでは/home/ユーザIDという形式で展開されます。例えば,HiRDB管理者「hirman」が操作している場合,/home/hirmanとなります。

(5) 製品の画面や設定値について

このマニュアルに記載されている製品の画面は,ご使用のバージョンによっては,実際の画面と違う部分がある場合があります。デフォルトの設定値についても同様です。

ご使用に当たっては,ご使用のプログラムのマニュアルやヘルプを合わせてご参照ください。