3.5.1 現用表の決定
前回起動していたTP1/EEの終了状態と今回機動するTP1/EEの開始形態によって,現用表を決定します。現用表の決定方法を次の表に示します。
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前回起動TP1/EEの終了状態 |
今回起動TP1/EE 開始形態 |
現用表の決定方法 (後述参照) |
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終了形態 |
スワップ※1 |
停止後の表運用 |
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正常終了 |
− |
− |
正常開始 |
1. |
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計画停止A |
○ |
− |
再開始 |
2. |
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× |
3. |
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計画停止B または 異常終了※2 |
− |
− |
再開始 |
3. |
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正常開始 強制正常開始 |
4. |
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表状態変更コマンドで現用表を使用済みにした |
再開始 |
5. |
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正常開始 強制正常開始 |
5. |
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- (凡例)
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○:あり
×:なし
−:該当しません
- 注※1
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計画停止A時のスワップについては「3.6 終了時のスワップ」を参照してください。
- 注※2
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終了時にSQLによって表の状態変更ができなかった場合を含みます。
- 現用表の決定方法
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未使用状態の履歴情報表の中から作成順に現用表を決定します。ルート世代番号は,前回起動時のルート世代番号に1加算して使用します。
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前回起動TP1/EEの計画停止スワップで決定した現用表を使用します。
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現用状態の履歴情報表をそのまま現用表として使用します。履歴情報は現用の履歴情報表の続きの行から取得します。
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現用状態の履歴情報表を使用済みにしEOF情報を書き込んだあとに,1.を行います。
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未使用状態の履歴情報表の中から作成順に現用表を決定します。ルート世代番号は,前回起動時のルート世代番号を引き続き使用します。
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