高速トランザクション処理基盤 TP1/EE/Extended Transaction Controller 使用の手引
ここでは,UAPからロールバック要求があった場合のXTCの処理について説明します。
同時引き出しなしのサービスの場合と,同時引き出しありのサービスの場合で処理が異なります。それぞれの処理を説明します。
実行される関数によって処理が異なります。
UAPからee_trn_chained_rollback関数によるロールバック要求があった場合,入力メッセージを未読み出し状態に戻したあと(処理キューを引き戻したあと),再度処理キューを引き出してトランザクションを実行します。
ロールバック時の処理の流れを次に示します。
UAPからee_trn_rollback_mark関数によるロールバック要求があった場合,入力メッセージを未読み出し状態に戻したあと(処理キューを引き戻したあと),再度処理キューを引き出してトランザクションを実行します。
ロールバック時の処理の流れを次に示します。
実行される関数によって処理が異なります。
UAPからee_trn_chained_rollback関数によるロールバック要求があった場合,ロールバック情報を待機系へ転送し,入力メッセージを削除します。
ロールバック時の処理の流れを次に示します。
UAPからee_trn_rollback_mark関数によるロールバック要求があった場合,UAPリターン後にロールバック情報を待機系に転送します。
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