高速トランザクション処理基盤 TP1/EE/Extended Transaction Controller 使用の手引

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eepceskip(滞留メッセージのスキップ)

機能

入力キュー(ITQ)の滞留メッセージを読み出し済みにして,入力キューから破棄します。

指定したサービス名に対応する入力キューのメッセージを読み出し済みにします。スキップ要求を受け付けるのは,該当するサービスの処理キューが引き出し禁止状態であり,かつ該当するサービスのトランザクションが動作していない場合だけです。

コマンドの形式

 
eepceskip -g サービスグループ名
          -v サービス名
 

オプションの説明

●-g サービスグループ名

  〜〈1〜31文字の識別子〉
TP1/EEプロセスのサービスグループ名を指定します。

●-v サービス名

  〜〈1〜31文字の識別子〉
滞留メッセージをスキップするサービス名を指定します。

出力メッセージ

メッセージID 内容 出力先
KFSB95301-E コマンドの形式が不正です。 標準エラー出力
KFSB95302-E フラグ引数が不正です。 標準エラー出力
KFSB95304-E オプションの組み合わせが不正です。 標準エラー出力
KFSB95305-E コマンドが失敗しました。 標準エラー出力
KFSB95306-E 領域の確保に失敗しました。 標準エラー出力
KFSB95307-E 内部矛盾が発生しました。 標準エラー出力
KFSB95375-I ヘルプメッセージ 標準出力
KFSB95376-I 滞留メッセージのスキップが成功しました。 標準出力
KFSB95377-E 滞留メッセージのスキップが失敗しました。 標準エラー出力

注意事項

スキップ対象のメッセージがない場合は,正常終了します。