高速トランザクション処理基盤 TP1/EE/Extended Transaction Controller 使用の手引

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

eehamls(系の状態表示)

機能

CLサーバの実行系および待機系の状態を表示します。

系切り替えできる状態かを確認できます。

コマンドの形式

 
eehamls -g サービスグループ名
 

オプションの説明

●-g サービスグループ名

  〜〈1〜31文字の識別子〉
TP1/EEプロセスのサービスグループ名を指定します。

出力形式

eehamlsコマンドの出力形式を次の図に示します。

ONLの系が1つ,SBYの系が2つ表示された場合は,系切り替えできる状態です。

図6-5 eehamlsコマンドの出力形式

[図データ]

[図データ]

変数の説明
変数 意味
a コマンドを実行した系に*が表示されます。ほかの系には何も表示されません。
bb....bb ホスト名
HAモニタのenvironment定義文のnameオペランドで指定した名称が表示されます。
ccc.ccc.ccc.ccc IPアドレス
dddd ノード識別子
ee....ee 系の状態
  • ONL:実行系として稼働中
  • SBY:待機系として稼働中
  • (ONL):実行系として起動処理中
  • (SBY):待機系として起動処理中
  • ***:クラスタグループから切り離されている状態
  • ONLY:CL単独起動機能を使用中

出力メッセージ

メッセージID 内容 出力先
KFSB95900-E メモリを確保できません。 標準エラー出力
KFSB95901-E コマンドの形式が不正です。 標準エラー出力
KFSB95902-E オプションが不正です。 標準エラー出力
KFSB95921-I ヘルプメッセージ 標準出力
KFSB95950-E コマンドが失敗しました(TP1/EEプロセスでエラーを検知しました)。 標準エラー出力
KFSB95951-E コマンドが失敗しました(コマンドプロセスでエラーを検知しました)。 標準エラー出力

注意事項

eehamlsコマンドに関する注意事項を次に示します。