高速トランザクション処理基盤 TP1/EE/Extended Transaction Controller 使用の手引
CLサーバに対するメッセージの送信では,送信するメッセージを待機系で保証するかどうかを選択できます。このとき,保証するメッセージを永続メッセージ,保証しないメッセージを非永続メッセージといいます。
永続メッセージが有効となる通信を次に示します。
永続メッセージは送信先の待機系で破棄されませんが,非永続メッセージは破棄されます。
永続メッセージの送信が完了(トランザクション同期点完了)していると,送信先の実行系の障害発生によって待機系に切り替わってもメッセージは保証され,継続してトランザクション処理が実行できます。非永続メッセージでは,待機系に切り替わると継続したトランザクション処理が実行できません。
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