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OpenTP1 Version 7 OpenTP1 メッセージキューイング機能 TP1/Message Queue プログラム作成の手引


12.1.4 二相コミット

アプリケーションが実行したキューへの変更をほかのリソースマネジャ(データベースなど)と連携して処理することを二相コミットといいます。

この処理ではすべてのリソースについての変更は同時にコミットまたはロールバックされます。

トランザクションの処理を補助するために,TP1/Message QueueはMQMD構造体のBackoutCountフィールドを提供します。このフィールドは,トランザクション内でメッセージがロールバックされるたびに値が増えます。詳細については,マニュアル「TP1/Message Queue プログラム作成リファレンス」を参照してください。