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OpenTP1 Version 7 OpenTP1 メッセージキューイング機能 TP1/Message Queue プログラム作成の手引


9.6.2 配布リストへのメッセージ登録

配布リストにメッセージを登録するには,MQPUT命令またはMQPUT1命令を使用できます。入力として,次に示す項目を設定してください。

出力を次に示します。

〈この項の構成〉

(1) MQPMR構造体の使用

この構造体は必要に応じて使用します。MQMD構造体に定義済みの情報とは異なる情報を,あて先固有の情報としてフィールドに設定します。

各レコードの内容は,MQPMO構造体のPutMsgRecFieldsフィールドによって決定されます。

指定例を次に示します。

typedef struct
{
  MQBYTE24 MsgId;
  MQBYTE24 CorrelId;
} PutMsgRec;
/******************
PMO.PutMsgRecFields = 
  MQPMRF_MSG_ID | MQPMRF_CORREL_ID;

ここでは,MsgIdおよびCorrelIdフィールドが配布リストの各あて先に設定されます。登録メッセージレコードは配列で指定されます。

C言語での配布リストへの登録について,次の図に示します。

図9‒4 C言語での配布リストへの登録

[図データ]

COBOL言語での配布リストへの登録について,次の図に示します。

図9‒5 COBOL言語での配布リストへの登録

[図データ]

(2) MQPUT1命令の使用

MQPUT1命令を使用する場合は,次に示す項目について注意してください。

  1. ResponseRecOffsetおよびResponseRecPtrフィールドはヌルまたは0にしてください。

  2. 応答レコードが必要な場合は,MQOD構造体からの位置を指定してください。