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OpenTP1 Version 7 OpenTP1 メッセージキューイング機能 TP1/Message Queue プログラム作成の手引


4.6.1 キュー名

キューの名前は二つの部分から構成されます。

各部の長さは48文字です。

ローカルキューを参照する場合,キューマネジャの名前を空白文字にするか,または先頭をヌル文字にして省略できます。ただし,アプリケーションに返されるすべてのキュー名はキューマネジャの名前を含みます。

リモートキューを参照する場合,アプリケーションではキューマネジャの名前を完全なキュー名に含めてください。またはリモートキューのローカル定義が必要です。

アプリケーションがキュー名を使用するとき,キュー名はローカルキュー,別名キュー,またはリモートキューのローカル定義です。しかし,アプリケーションからは,キューからメッセージを取り出す場合を除き,どこにキューがあるか意識する必要がありません。アプリケーションがキューオブジェクトをオープンするとき,以降の操作をどのキューに実行するか決定するために,MQOPEN命令が名称解決機能を実行します。これによって,キューマネジャネットワーク内でのキューの場所をアプリケーションに組み込んで決定する必要がありません。

したがって,システム管理者がネットワーク内でのキューの場所と定義を変更すれば,これらのキューを使用するアプリケーションは変更不要です。