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OpenTP1 Version 7 OpenTP1 メッセージキューイング機能 TP1/Message Queue プログラム作成の手引


4.3.4 リモートキュー

アプリケーションにとって,自分が接続するキューマネジャ以外のキューマネジャによって保持されるキューは,リモートキューです。チャネルのコネクションが確立されると,アプリケーションが登録したメッセージはリモートキューに送信されます。アプリケーションがリモートキューからメッセージを取り出すことはできません。

リモートキューをオープンするには,次に示す名前を指定します。

リモートキューのローカル定義は,キューに共通の属性に加えて,三つの属性を持ちます。それらは,RemoteQName(保持するキューマネジャが認識する名前),RemoteQMgrName(保持するキューマネジャの名前),およびXmitQName(ほかのキューマネジャにメッセージを転送するときに使用するローカルの転送キューの名前)です。

リモートキューのオープンの詳細については,「8. オブジェクトのオープンとクローズ」を参照してください。

リモートキューのローカル定義に対してMQINQ命令を使用する場合,キューマネジャはローカル定義の属性だけを返します。返される情報は,リモートキューの名前,リモートキューマネジャの名前,および転送キューの名前です。リモートシステムにある該当するローカルキューの属性ではありません。