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OpenTP1 Version 7 OpenTP1 メッセージキューイング機能 TP1/Message Queue プログラム作成の手引


4.1 オブジェクトの種類

TP1/Message Queueには,次に示すオブジェクトがあります。

キューマネジャはこれらのオブジェクトの属性を定義します。これらの属性の値によって,TP1/Message Queueがオブジェクトを処理するときの動作は異なります。アプリケーションからは,MQI命令を使用してこれらのオブジェクトを操作できます。アプリケーションから操作するとき,各オブジェクトはオブジェクト識別子(MQOD構造体)によって識別されます。

コマンドを使用してオブジェクトを作成,変更,または削除するとき,操作に必要な権限をユーザが持っているか,キューマネジャは確認します。同様に,アプリケーションがオブジェクトをオープンするためにMQOPEN命令を使用するとき,オブジェクトへのアクセスを許可する前に,アプリケーションが必要な権限を持つかキューマネジャは確認します。確認はオープンされるオブジェクトの名前に対して実行されます。