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OpenTP1 Version 7 OpenTP1 メッセージキューイング機能 TP1/Message Queue プログラム作成の手引


3.1 メッセージの構成

TP1/Message Queueのメッセージは次に示す要素から構成されます。

メッセージの構成について,次の図に示します。

図3‒1 メッセージの構成

[図データ]

メッセージによって転送されるアプリケーションデータは,データ変換を除くと,キューマネジャによって変更されることはありません。また,TP1/Message Queueによって内容が制限されることもありません。各メッセージのデータ長は,キューおよびキューマネジャのMaxMsgLength属性値を超えられません。TP1/Message QueueではMaxMsgLength属性のデフォルト値は4096000バイトです。詳細については,「9.2.4 ユーザメッセージ内のデータ」を参照してください。

ユーザはMQPUT命令またはMQPUT1命令を使用するときにメッセージを作成します。これらの命令への入力には,制御情報(メッセージ優先度や応答キュー名など)とユーザデータを設定します。これらの命令はメッセージをキューに登録する命令です。詳細については,マニュアル「TP1/Message Queue プログラム作成リファレンス」を参照してください。