分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プロトコル TP1/NET/Secondary Logical Unit - TypeP2編

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

付録C.2 CERREVTの理由コード

CERREVT通知時の理由コードを次の表に示します。

表C-2 CERREVTの理由コード

理由コード1
(10進数字)
理由コード2
(10進数字)
発生条件 障害レベル
DCMSLM_RSN1_MCF
(MCF障害)
(1)
DCMSLM_RSN2_ITQ
(0)
メッセージ入力障害 コネクション
DCMSLM_RSN2_APL
(1)
アプリケーション名取得障害 コネクション
DCMSLM_RSN2_OTGET
(2)
メッセージ出力障害 コネクション
DCMSLM_RSN2_SLCMP
(3)
メッセージ送信処理障害 コネクションまたは論理端末
DCMSLM_RSN2_UAPAB
(5)
UAP異常による強制解放 コネクション
DCMSLM_RSN2_SYCER
(6)
UAPへの同期リターン失敗 コネクション
DCMSLM_RSN2_ENDER
(7)
終了処理中のメッセージ拒否 コネクション
DCMSLM_RSN2_DCTLE
(8)
mcftdctleによる論理端末閉塞 論理端末
DCMSLM_RSN2_LETYPE
(9)
論理端末の型不正 論理端末
DCMSLM_RSN2_ERRIND
(11)
エラーデータ受信 論理端末
DCMSLM_RSN2_DCTCN_F
(536870912)
mcftdctcn -fによる強制解放 コネクション
DCMSLM_RSN2_ENDTO
(536870913)
強制解放(応答メッセージ受信監視時間超過) コネクション
DCMSLM_RSN2_NOBUF
(536870914)
バッファ取得失敗による強制解放 コネクション
DCMSLM_RSN2_ERROR
(-1)
MCF内部矛盾による強制解放 コネクション
その他 上記以外の障害(理由コード2は保守情報) コネクション
DCMSLM_RSN1_ABORT
(プロトコル障害)
(6)
DCMSLM_RSN2_XNF
(16)
下位層障害 コネクション
DCMSLM_RSN2_SLM
(17)
メッセージ制御プロトコル障害 コネクション
DCMSLM_RSN1_UOC
(UOC検出障害)
(3)
UOCからの詳細リターンコード ユーザ(UOC)検出障害 コネクション
DCMSLM_RSN1_ACTER
(コネクション障害)
(5)
不定 コネクションの確立失敗 コネクション
その他 不定 上記以外の障害(理由コード1,2は保守情報) 不定

注※
コネクションに発生するのは,送信完了エラーおよび-RSP受信時の場合です。そのほかの発生条件の場合は,論理端末に発生します。