分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プロトコル TP1/NET/Secondary Logical Unit - TypeP2編

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メッセージ送受信インタフェースの一覧

SLU - TypeP2で使用するメッセージ送受信インタフェースについて,C言語,COBOL言語,およびデータ操作言語に分けて説明します。

UAP作成の詳細については,マニュアル「OpenTP1 プログラム作成の手引」を参照してください。

C言語のメッセージ送受信

C言語(K&R版C,ANSI C,C++)でメッセージ送受信をする場合は,OpenTP1システムで提供する関数を使用してUAPを作成します。

メッセージ送受信の関数を次の表に示します。

表3-1 メッセージ送受信の関数(C言語)

関数名 機能
dc_mcf_receive 一方送信メッセージの受信
dc_mcf_recvsync 同期型の応答メッセージの受信
dc_mcf_resend メッセージの再送
dc_mcf_send 一方送信メッセージの送信
dc_mcf_sendrecv 同期型の問い合わせメッセージの送受信

その他の関数については,マニュアル「OpenTP1 プログラム作成リファレンス C言語編」を参照してください。

COBOL言語のメッセージ送受信

COBOL言語でメッセージを送受信する場合は,関数に対応しているプログラムをCALL文で呼び出してUAPを作成します。

メッセージ送受信の関数に対応するプログラムを次の表に示します。

表3-2 メッセージ送受信の関数に対応するプログラム(COBOL言語)

プログラム名 データ名Aに設定する要求コード 意味
CBLDCMCF 'RECEIVE△' 一方送信メッセージの受信
'RECVSYNC' 同期型の応答メッセージの受信
'RESEND△△' メッセージの再送
'SEND△△△△' 一方送信メッセージの送信
'SENDRECV' 同期型の問い合わせメッセージの送受信

その他のプログラムについては,マニュアル「OpenTP1 プログラム作成リファレンス COBOL言語編」を参照してください。

データ操作言語(COBOL言語)のメッセージ送受信

データ操作言語(COBOL言語)を使用した,メッセージ送受信の通信文について説明します。データ操作言語の形式の詳細については,マニュアル「OpenTP1 プログラム作成リファレンス COBOL言語編」を参照してください。

SLU - TypeP2で固有の通信文を次の表に示します。

表3-3 メッセージ送受信の通信文(データ操作言語)

通信文 機能 対応するCALLインタフェース
データコミュニケーション機能 RECEIVE メッセージの受信 CBLDCMCF('RECEIVE△')
SEND メッセージの送信 CBLDCMCF('SEND△△△△')
CBLDCMCF('SENDRECV')

同期型の応答メッセージの受信(CBLDCMCF('RECVSYNC'))およびメッセージの再送(CBLDCMCF('RESEND△△'))に相当するデータ操作言語のインタフェースはありません。