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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プロトコル TP1/NET/TCP/IP編


付録A.2 07-04での変更点

TP1/NET/TCP/IP 07-04での関数,定義およびコマンドの追加・変更・削除を次の表に示します。

表A‒3 TP1/NET/TCP/IP 07-04での関数,定義およびコマンドの追加・変更・削除

種別

分類

内容

追加

関数

dc_mcf_contend

dc_mcf_reply

dc_mcf_tdctcn

  • actionの設定値にDCMCFFRCを追加

dc_mcf_tempget

dc_mcf_tempput

CBLDCMCF('CONTEND△')

CBLDCMCF('REPLY△△△')

CBLDCMCF('TDCTCN△△')

  • データ名D1の設定値に0,1を追加

CBLDCMCF('TEMPGET△')

CBLDCMCF('TEMPPUT△')

DISABLE − 継続問い合わせ応答の終了

RECEIVE − メッセージの受信

  • SYNCHRONOUS MODE句の設定値にASYNCを追加

  • SYNCHRONOUS MODE句のデータ名6の設定値に0,空白を追加

RECEIVE − 一時記憶データの受け取り

SEND − メッセージの送信

  • NEXT TRANSACTION句

  • WITH句

SEND − 一時記憶データの更新

定義

コネクション定義の開始(mcftalccn)

  • -fオプションのcnreleaseオペランド

  • -fオプションのreleaselogオペランド

  • -fオプションのcnerrlogオペランド

  • -lオプション

アプリケーション属性定義(mcfaalcap)

  • -nオプション

コマンド

mcftcpコマンド

  • -rオプション

mcftendctコマンド

変更

なし

削除

なし

TP1/NET/TCP/IP 07-04での動作の変更点を次に示します。

表A‒4 TP1/NET/TCP/IP 07-04での動作の変更点

分類

内容

その他

受信バッファ数不足を検出した場合,メッセージKFCA14877-Iを出力するように変更

TP1/NET/TCP/IP 07-04での関数,定義およびコマンドのデフォルト値の変更はありません。