2.7.2 パフォーマンスカウンタへのリソース使用状況の出力
コネクションおよびバッファの使用状況をWindowsのパフォーマンスカウンタに出力することで,コネクションおよびバッファの使用状況を監視できます。パフォーマンスカウンタに出力されるコネクションおよびバッファの情報を次の表に示します。
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項目 |
名称 |
説明 |
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カテゴリ名称 |
TP1/Connector.NET Connection |
Connector .NETのコネクションに関するカウンタ |
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カウンタ名称 |
プールされているコネクション数 |
Pooled Connections |
同一アプリケーションで,現時点でプールされているコネクション数 |
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使用中のコネクション数 |
Active Connections |
同一アプリケーションで,現時点で使用中のコネクションオブジェクトの数 |
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コネクションの取得回数 |
GetConnection Total |
同一アプリケーションで発行された,TP1ConnectionManagerクラスのGetConnectionメソッドおよびGetTcpipConnectionメソッドの合計発行回数(メソッドの実行結果の成否に関係なくカウントされた結果を表示) |
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コネクションが解放された回数 |
Dispose Total |
同一アプリケーションで発行された,TP1ConnectionクラスのDisposeメソッドおよびTcpipConnectionクラスのDisposeメソッドの合計発行回数 |
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プールからコネクションを取得した回数 |
Use of Pooled Connections Total |
同一アプリケーションで,コネクションプールからコネクションが取得された合計回数 |
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コネクションの生成回数 |
Created Connections |
同一アプリケーションで,コネクションオブジェクトが新規に生成された回数 |
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カテゴリ名称 |
TP1/Connector.NET Buffer |
Connector .NETのバッファに関するカウンタ |
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カウンタ名称 |
プールされているバッファ数 |
Pooled Buffers |
同一アプリケーションで,現時点でプールされているバッファ数(プロファイルIDおよびバッファサイズごとに表示) |
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使用中のバッファ数 |
Active Buffers |
同一アプリケーションで,現時点で使用中のバッファ数(プロファイルIDおよびバッファサイズごとに表示) |
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バッファの取得回数 |
GetMessageBuffer Total |
同一アプリケーションで発行された,TP1ConnectionManagerクラスのGetMessageBufferメソッドの合計発行回数(メソッドの実行結果の成否に関係なくカウントされた結果を,プロファイルIDおよびバッファサイズごとに表示) |
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バッファが解放された回数 |
ReleaseBuffer Total |
同一アプリケーションで発行された,MessageBufferクラスのReleaseMessageBufferメソッドの合計発行回数(プロファイルIDおよびバッファサイズごとに表示) |
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プールからバッファを取得した回数 |
Use of Pooled Buffers Total |
同一アプリケーションで,バッファプールからバッファを取得した合計回数(プロファイルIDおよびバッファサイズごとに表示) |
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バッファの生成回数 |
Created Buffers |
同一アプリケーションで,新規に生成されたバッファの合計回数(プロファイルIDおよびバッファサイズごとに表示) |
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インスタンス名称 |
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現時点で起動中のConnector .NETを使用するアプリケーションの名称※ |
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- 注※
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コネクションおよびバッファに関するインスタンスは,次のメソッドが発行された時点で初期化され,アプリケーションを実行するプロセスが終了する時点で削除されます。
コネクションに関するインスタンス
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TP1ConnectionManagerクラスのGetConnectionメソッド
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TP1ConnectionManagerクラスのGetTcpipConnectionメソッド
バッファに関するインスタンス
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TP1ConnectionManagerクラスのGetMessageBufferメソッド
web.configの変更などによってアプリケーションドメインだけが再構築された場合は,同じ名前のインスタンスでActive Connections,Pooled Connections,Active Buffers,およびPooled Buffersの値が0に初期化され,そのほかの値はプロセス終了まで継続して増加します。
パフォーマンスカウンタへのカテゴリおよびカウンタの登録・削除は,Connector .NETのインストールおよびアンインストール時に行われます。
パフォーマンスカウンタにコネクションおよびバッファの使用状況を出力するには,構成定義で<perfCounter>要素のuse属性にtrueを指定します。<perfCounter>要素は<common>要素の子要素として指定してください。構成定義での指定例を次に示します。
- 【指定例】
<hitachi.opentp1.connector> <common> … <perfCounter use="true"/> … </common> </hitachi.opentp1.connector>
構成定義の詳細については,「3. 構成定義」の「perfCounter」を参照してください。