分散トランザクション処理機能 TP1/Client for .NET Framework 使用の手引
RPC送受信メッセージの最大長拡張機能を使用すると,TP1ClientクラスのCallメソッドおよびCallToメソッドで送受信できるユーザメッセージの最大長を,1〜8メガバイトで指定できます。
この機能を使用する場合,<rpc>要素のmaxMessageSize属性を指定してください。ただし,<rpc>要素のmaxMessageSize属性を指定した場合,次の機能は使用しないでください。通信先のTP1/Serverノードでエラーが発生します。
システム共通定義のrpc_max_message_sizeオペランドをサポートしているTP1/Server(バージョン06-02以降)以外のTP1/Serverにサービス要求した場合のCallメソッドの動作については,次の表を参照してください。
表2-2 <rpc>要素のmaxMessageSize属性に2以上を指定した場合のCallメソッドの動作
| メソッド | RPCの種類(<rpc>要素のuse属性) | 窓口となるTP1/Serverのバージョン | ノードのバージョン※1 | |
|---|---|---|---|---|
| 06-02より前の場合 | 06-02以降の場合※2 | |||
| Call | rap | 06-02より前 | ×※3 | ×※3 |
| 06-02以降 | ×※4 | ○ | ||
| nam | 06-02より前 | ×※4 | ○ | |
| 06-02以降 | ×※4 | ○ | ||
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