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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 使用の手引 Windows(R)編


付録A.1 TP1/Server Base

TP1/Server Baseのシステムサービスプロセスを,次に示します。

表A‒1 システムサービスプロセス(TP1/Server Base)

実行形式ファイル名

稼働数

サービス

関連するシステム定義

入出力するファイル

admrsvre

0以上

部分回復

プロセスサービス定義

なし

cltcond

0以上

CUP実行サービス

クライアントサービス定義

なし

cltd

0または1

クライアント拡張サービス

クライアントサービス定義

なし

clttrnd

0以上

クライアント実行プロセス

クライアントサービス定義

なし

cpdd

1以上

チェックポイントダンプサービス

ジャーナルサービス定義

チェックポイントダンプサービス定義

チェックポイントダンプファイル

dcservice

1

Windowsサービスプロセス

なし

なし

itvd

1

インタバルタイマサービス

インタバルサービス定義

なし

jnld

1

ジャーナル管理サービス

ジャーナルサービス定義

なし

jnliod

1〜16※1

ジャーナルファイル入出力サービス

なし

システムジャーナルファイル

jnlswd

1

ジャーナルファイル管理サービス

システムジャーナルサービス定義

なし

jnlutld

0または1※2

ジャーナルユティリティサービス

システムジャーナルサービス定義

システムジャーナルファイル

logd

1

ログサービス

ログサービス定義

メッセージログファイル

namaudtd

0または1

ネームサービス

ネームサービス定義

なし

namd

1※3

ネームサービス

ネームサービス定義

なし

prcd

1

プロセスサービス(スーパユーザプロセス)

プロセスサービス定義

なし

prctee

0または1※4

標準出力リダイレクトサービス

システム環境定義

標準出力リダイレクトファイル

prfiop※5

0,8,または9※6

性能検証用トレース取得サービス

システム共通定義

トレースファイル

qued

0または1

キューサービス

メッセージキューサービス定義

メッセージキューファイル

rapclman

0または1

リモートAPI機能

rapクライアントマネジャサービス定義

なし

raplisnr

0〜1024

リモートAPI機能

rapリスナーサービス定義

トレースファイル

rapservr

0〜1024

リモートAPI機能

rapリスナーサービス定義

トレースファイル

rtsspp

0以上

リアルタイム統計情報サービス

リアルタイム取得項目定義

RTSログファイル

rtssup

0以上

リアルタイム統計情報サービス

リアルタイム取得項目定義

RTSログファイル

scdd

1※3

スケジューラ

スケジュールサービス定義

なし

scdmltd

0以上

スケジューラ

スケジュールサービス定義

なし

stsd

1

ステータスサービス

ステータスサービス定義

ステータスファイル

tjld

1

トランザクションジャーナルサービス

なし

トランザクションリカバリジャーナルファイル

trnd

1※3

トランザクション管理サービス

トランザクションサービス定義

なし

trnrmd

1

リソースマネジャ監視サービス

トランザクションサービス定義

なし

trnrvd

1以上

トランザクション回復サービス

トランザクションサービス定義

なし

dcmond

1

OpenTP1監視サービス

システム共通定義

なし

注※1

この値は,次に示す計算式で算出されます。

a×b

a:ジャーナルを二重化しているときは2,二重化していないときは1。

b:システムジャーナルファイルの並列アクセス機能での最大分散数

注※2

システムジャーナルサービス定義のjnl_auto_unloadオペランドにYを指定した場合,稼働数が1になります。

注※3

OpenTP1プロセスの監視を行う場合は,これらのプロセスのどれかを監視対象プロセスとして設定してください。

注※4

システム環境定義のredirect_fileオペランドにYを指定した場合,稼働数が1になります。

注※5

トレース取得用のプロセスです。このプロセスはprclsコマンドでは表示されません。起動有無を確認する場合は,Windowsのタスクマネジャのプロセス一覧で確認してください。

注※6

システムの稼働数は,次のとおりです。

・システム共通定義のprf_traceオペランドにNを指定した場合

 稼働数は0になります。

・システム共通定義のprf_traceオペランドにYを指定した場合

 MCFを使用しないとき,稼働数は8になります。

 MCFを使用するとき,稼働数は9になります。