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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 クライアント使用の手引 TP1/Client/W,TP1/Client/P編


2.2 常設コネクション

TP1/Clientでは,CUPとサーバの間のコネクションを常設したままでメッセージを送受信できます。このようなコネクションを常設コネクションといいます。常設コネクション確立要求先のサーバには,TP1/ServerとVOS3 XDM/DCCM3の論理端末を指定できます。また,常設コネクションを使って,リモートAPI機能を実現しています。リモートAPI機能については,「2.3.14 リモートAPI機能」を参照してください。

常設コネクションを確立することで,コネクション確立・解放のための制御用パケットを減らすことができ,通信の効率が向上します。

なお,これ以降このマニュアルでは,VOS3 XDM/DCCM3のことを「DCCM3」と表記します。

〈この節の構成〉