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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 クライアント使用の手引 TP1/Client/W,TP1/Client/P編


付録A.3 コード変換例

dc_clt_code_convert関数またはdc_clt_codeconv_exec関数の引数flagsの指定によって,変換結果が異なる文字を引数flagsの指定ごとに次に示します。

〈この項の構成〉

(1) DCCLT_CNV_SPCHANを指定した場合

dc_clt_code_convert関数またはdc_clt_codeconv_exec関数の引数flagsにDCCLT_CNV_SPCHANを指定した場合,全角スペースを半角スペース2個に変換します。DCCLT_CNV_SPCHANを指定した場合の文字コードの対応を次の図に示します。

図A‒1 文字コードの対応(DCCLT_CNV_SPCHANを指定した場合)

[図データ]

(2) DCCLT_CNV_TABを指定した場合

dc_clt_code_convert関数またはdc_clt_codeconv_exec関数の引数flagsにDCCLT_CNV_TABを指定した場合,タブコードを半角コードに変換します。タブコードの直前または直後のデータが全角コードのときは,シフトコードが付きます。DCCLT_CNV_TABを指定した場合の文字コードの対応を次の図に示します。

図A‒2 文字コードの対応(DCCLT_CNV_TABを指定した場合)

[図データ]

(3) DCCLT_CNV_CNTLを指定した場合

dc_clt_code_convert関数またはdc_clt_codeconv_exec関数の引数flagsにDCCLT_CNV_CNTLを指定した場合,制御コードを半角コードに変換します。制御コードの直前または直後のデータが全角コードのときは,シフトコードが付きます。DCCLT_CNV_CNTLを指定した場合の文字コードの対応を次の図に示します。

図A‒3 文字コードの対応(DCCLT_CNV_CNTLを指定した場合)

[図データ]