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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 クライアント使用の手引 TP1/Client/W,TP1/Client/P編


KFCA02472-E

The function has been issued from an invalid context. func=aa....aa  (R)

funcに示す関数が,誤ったコンテクストから呼び出されました。

障害によって,トランザクション実行プロセスとのコネクションはすでに切断されているため,funcに示す関数はDCCLTER_OLTF_NOT_UP,またはDCRPCER_OLTF_NOT_UPでエラーリターンしました。

aa....aa:関数名

(S)実行した関数はDCCLTER_OLTF_NOT_UP,またはDCRPCER_OLTF_NOT_UPでエラーリターンします。ステータスは,トランザクションの範囲内のままです。

(O)TP1/Client管理者に連絡してください。

〔対策〕このメッセージの直前に出力されたメッセージからエラーの原因を追求し,エラーの要因を取り除いてください。原因がタイムアウトの場合,サーバより先にクライアントがタイムアウトしないように,定義や指定値などを見直してください。

再びトランザクションを開始させるためには,dc_trn_unchained_commit_s関数,またはdc_trn_unchained_rollback_s関数を実行したあと,dc_trn_begin_s関数を実行してください。

なお,トランザクションの処理中に障害が発生した場合は,dc_trn_unchained_commit_s関数,またはdc_trn_unchained_rollback_s関数を実行するように処理を変更することをお勧めします。