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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 クライアント使用の手引 TP1/Client/W,TP1/Client/P編


2.11.4 モジュールトレース機能

TP1/Clientは,モジュールトレースとして,処理の流れを追うために必要な情報をファイルに出力します。なお,モジュールトレースの出力内容は,公開しておりませんが,保守員が障害調査資料として使用する場合がありますので,保守員の指示に従ってください。

モジュールトレースは,通常カレントディレクトリ(CUP実行ディレクトリ)に出力されますが,クライアント環境定義DCTRCPATHに出力先を指定すれば,指定した先に出力されます。指定した先のディレクトリが存在しなかった場合,モジュールトレースは出力されません。

モジュールトレース機能を使用するかどうかは,クライアント環境定義DCTRCMDLの指定に従います。モジュールトレースを出力する指定にすると,二つのファイル(dcmdl1.trc,dcmdl2.trc)が作成されます。出力する情報がない場合,ファイルは作成されません。

出力されるファイルの切り替えは,ラウンドロビン方式で行われて,時系列に出力されます。そのため,古い情報はファイル単位で消去されます。また,指定したファイルサイズを超えた書き込みが発生すると,ファイルは切り替わります。書き込みを実行する時点で指定したファイルサイズを超えていなければ,その情報は出力されます。このため,指定したファイルサイズよりも大きくなる場合もあります。

モジュールトレースは,バイナリ形式で出力されます。このため,トレース編集コマンド(cltdumpコマンド,またはcltdmp32コマンド)を使用して,テキスト形式に編集する必要があります。