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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 クライアント使用の手引 TP1/Client/W,TP1/Client/P編


2.8.2 コードマッピングテーブルを使用する場合

コードマッピングテーブルを使用するコード変換では,CommuniNetと連携して,外字コードなどを特定のコードの文字列に変換します。変換の種類は,コードマッピングテーブルを使用しない場合と同様です。

変換対象となるコードがコードマッピングテーブルにない場合は,コードマッピングテーブルを使用しない場合と同様に処理を行います。ただし,不正コードを検出した場合,エラーとなります。

〈この項の構成〉

(1) 適用範囲

文字コード変換機能を使用する場合,CommuniNetでのコード変換対象となっている文字コードが変換できます。

(2) 使用方法

この機能を使用する場合,次に示す順序で関数発行,および呼び出しを実行してください。

  1. 文字コード変換の開始

    dc_clt_codeconv_open()

  2. 文字コード変換の実行(複数回の実行可能)

    dc_clt_codeconv_exec()

  3. 文字コード変換の終了

    dc_clt_codeconv_close()

文字コード変換の実行(dc_clt_codeconv_exec())は,いったん文字コード変換の開始(dc_clt_codeconv_open())をすれば,文字コード変換の終了(dc_clt_codeconv_close())を行うまで,複数回実行できます。

(3) コードマッピングテーブルを使用するときの注意事項