mmm　保守情報＝（a，bbb，cc，dd，ee，ffffffff）

mmm：MCF識別子

a：エラー種別

H：NIFヘッダ不正

P：プロトコルエラー

X：HNAコマンド不正

T：TH，RH不正

bbb：マトリクス識別

atm：セション管理マトリクス

snd：send型マトリクス

rcv：receive型マトリクス

slu：HNA2インタフェース処理マトリクス

cc：マトリクスの状態コード（保守情報）

dd：マトリクスの事象コード（保守情報）

ee：不正データ識別

00：問い合わせ，応答，一方送信メッセージ

10：送達確認

20：TH，RH

31：BINDコマンド

4f：初期設定

c1：送信中断

c3：一方送信完了

c9：イニシャル

d5：受信拒否解除

d9：受信拒否

e2：UAP異常終了，再送不可

ff：電文種別不正

ffffffff：不正メッセージ詳細コード

不正メッセージ詳細コードを表に示します。

(Ｓ)このメッセージの前に出力されているKFCA15050-EまたはKFCA15052-Eメッセージの処理をします。

(Ｏ)OpenTP1管理者に連絡してください。

〔対策〕不正メッセージ詳細コードの表に従って，次に示す処置をしてください。

<構成定義不一致の場合>

相手システムと自システムの定義を見直し，修正したあと，再度実行してください。

<相手システムBINDパラメタ不正の場合>

DCCM3/NIFの場合は，保守情報を取得して，保守員に連絡してください。

ADMの場合は，相手システムのBINDパラメタの値を正しく設定したあと，再度実行してください。

<上記以外の場合>

保守情報を取得して，保守員に連絡してください。

ビット位置	ee
	ff	31	20	左記以外
231	0	1：RQコード不正 0：正常	1：通常／緊急フロー識別不正 0：正常	1：電文長不正 0：正常
230	0	1：起動タイプ不正 0：正常	1：リクエスト／レスポンス種別不正 0：正常	1：システムID不正※1 0：正常
229	0	1：FMプロファイル不正 0：正常	1：データ種別不正 0：正常	1：仮想端末番号不正 0：正常
228	0	1：TSプロファイル不正 0：正常	1：FMヘッダ識別不正 0：正常	1：電文識別不正 0：正常
227	0	1：PLUプロトコル不正 0：正常	1：チェイン識別不正 0：正常	1：電文種別不正 （連／完指示） 0：正常
226	0	1：SLUプロトコル不正 0：正常	1：確認応答(1)識別不正 0：正常	1：電文種別不正 （要求・回答指示） 0：正常
225	0	1：PLU/SLU共通プロトコル不正 0：正常	1：確認応答(2)識別不正 0：正常	1：電文種別不正 （応答再送要求指示） 0：第2ヘッダ無し
224	0	1：通信モード不正 0：正常	1：例外応答識別不正 0：正常	1：電文種別不正 （拡張ヘッダ指示） 0：正常
223	0	1：SLU送信ペーシング不正 0：正常	1：ブラケット開始識別不正 0：正常	1：電文種別不正 （一方送信指示） 0：正常
222	0	1：SLU受信ペーシング不正 0：正常	1：ブラケット終了識別不正 0：正常	1：電文種別不正 （送達確認指示） 0：正常
221	0	1：SLU送信最大RUサイズ不正※2 0：正常	1：送信権委譲識別不正 0：正常	1：電文種別不正 （第2ヘッダ指示） 0：正常
220	0	1：SLU受信最大RUサイズ不正※2 0：正常	0	1：電文種別不正 （第3ヘッダ指示） 0：正常
219	0	1：PSプロファイル番号不正 0：正常	0	1：NIFバージョン番号不正 0：正常
218	0	1：PSプロファイル不正 0：正常	0	0
217	0	1：PLU名長不正※1 0：正常	0	0
216	0	1：PLU名不正※1 0：正常	0	0
215	0	1：ユーザデータ長不正 0：正常	0	0
214〜20	0	0	0	0

注※1

構成定義不一致

システムID不正

mcftalccnコマンド-oオプションのownsid,otrsidオペランドで指定したシステムIDが，相手システムのシステムIDと不一致です。

PLU名長不正，PLU名不正

mcftalcscコマンド-lオプションのplunameオペランドで指定した接続先ホストPLU名称が，相手システムのPLU名と不一致です。

注※2

相手システムBINDパラメタ不正

SLU送信最大RUサイズ不正

SLU送信最大RUサイズの値が，0〜80バイトの範囲内です。

SLU受信最大RUサイズ不正

SLU受信最大RUサイズの値が，0〜80バイトの範囲内です。