分散トランザクション処理機能 OpenTP1 メッセージ

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KFCA04148-I

aaaa(bbbbbbbb)ジャーナルのアーカイブサービスが完了していませんが,終了処理を続行します。理由コード=cccc,転送完了位置=dd....dd,ee....ee

aaaa:アーカイブ対象のジャーナルファイルサービスの種別(4文字以内の英数字)
sys:システムジャーナルファイル
bbbbbbbb:アーカイブ対象のジャーナルファイルのリソース
グループ名(8けた以内の識別子)
cccc:理由コード(4けた以内の数字)
理由コードと対策を表に示します。
dd....dd:転送が完了しているブロックの世代番号(8けた以内の16進形式)
ee....ee:転送が完了しているブロックのブロック番号(8けた以内の16進形式)
(S)アーカイブサービスを中止し,システムの終了処理を続行します。
(O)理由コード一覧を見て対策してください。
理由コード 意味 対策
2008 データ転送が完了しませんでした。考えられる要因を次に示します。
  • データ転送量が多く,指定時間内にすべてのデータを転送できなかった。
  • イーサネット・ボードやケーブルなどのハードウェア障害が発生した。
  • アーカイブ先のOpenTP1ノードがダウンして,再開始してないまたは正常開始した。

  • 未転送のジャーナルをアンロードしてください。システムを正常終了した場合は,アンロードデータをアーカイブノードに転送し,アーカイブジャーナルのアンロードジャーナルとマージしてください。
  • 次の手順で原因を調査し,対策してください。
  • OSの提供するコマンドでノードの接続状態を調べる。
  • OpenTP1の提供するコマンドでアーカイブ先のOpenTP1ノード状態を調べる。
  • アーカイブ先のOpenTP1ノード上で,jnlarlsコマンドで接続しているノード状態を調べる。
2009 アーカイブノードと接続が解除できなかった。 該当するメッセージの直前に出力されたKFCA04138-Eメッセージに従ってください。