分散トランザクション処理機能 OpenTP1 メッセージ

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KFCA02894-E

TAMサービスが使用する共用メモリの領域が確保できません。(メモリ属性:aa....aa,理由コード:bb....bb,要求サイズ:cc....cc)

TAMサービス開始時に,TAMサービスが使用する共用メモリの確保に失敗しました。
aa....aa:確保に失敗した共用メモリの属性
dynamic:OpenTP1動的共用メモリからの領域確保に失敗しました。
rm_shm:TAMサービス用共用メモリの確保に失敗しました。
bb....bb:異常の内容を示す理由コード(トラブルシュート情報)(10けた以内の数字)
-1779:TAMサービス定義の定義値が不正のため,共用メモリ計算が不正になりました。
-20012:利用可能なデータ空間が,共用メモリプールを確保するのに十分な大きさではありません。
-20022:共用メモリサイズがシステムで規定された上限値を超えました。
-20024:アタッチされている共用メモリのセグメント数が,システムで規定されている許容最大共用メモリアタッチ数の限度を超えています。
-20028:共用メモリ識別子がシステムで規定されている許容最大共用メモリ識別子数の限度を超えています。
cc....cc:領域確保に失敗した場合の確保しようとした領域サイズ
(S)TAMサーバの開始処理を中断します。
(O)
<メモリ属性がdynamicの場合>
システム環境のdynamc_shmpool_sizeの値が不足している可能性があります。
<メモリ属性がrm_shmの場合>
  • システムの共用メモリサイズ関係でエラーが発生しました。理由コードbb....bbを参照してください。
  • TAMサービスの共用メモリが2147483647バイトを超えています。
  • TAMサービス定義のtamtable定義コマンドが定義されていない場合,TAMサービス定義のtam_max_tblnumオペランドの値とtam_max_filesizeオペランドの値の積が2147483647バイトを超えています。
  • TAMサービス定義のtam_max_tblnumオペランド,およびtam_max_filesizeオペランドの指定値と,tamtableコマンドとの関係が間違っています。
  • cc....ccに負の値が表示されている場合,TAMサービス定義のtam_max_tblnumオペランドの指定値以上にtamtableコマンドを指定しています。
上記項目以外の場合:0が出力されます。
〔対策〕OpenTP1管理者に連絡してください。OpenTP1管理者は,システム,およびOpenTP1の定義を見直してください。