分散トランザクション処理機能 OpenTP1 メッセージ
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KFCA01005-E
ステータスサービスを開始できません。
理由コード:aaaaaaaaaa (L+E)
- aaaaaaaaaa:エラーの内容を示す理由コード(10けたの数字)
- 0000000001:ステータスサービス定義環境エラーです。
- 以前に障害メッセージが出力されていれば,そのメッセージに従って対策してください。障害を取り除き,再度OpenTP1を起動してください。
- 0000000003:ステータスサービス定義誤りです。
- ステータスサービス定義を見直してください。
- 0000000004:現用ステータスファイルがありません。
- ステータスファイルを準備して,再度OpenTP1を起動してください。
- 0000000005:テーブルを確保するメモリが不足しています。
- プロセス数を見直してから,再度OpenTP1を起動してください。
- 0000000006:バッファを確保するメモリが不足しています。
- プロセス数を見直してから,再度OpenTP1を起動してください。
- 0000000007:ステータスファイル障害です。
- 以前に障害メッセージが出力されていれば,そのメッセージに従って対策してください。障害を取り除き,再度OpenTP1を起動してください。
- 0000000008:ステータスファイル管理レコードのバッファ常駐化エラーが発生しました。
- 以前に障害メッセージが出力されていれば,そのメッセージに従って対策してください。
- 0000000009:スワップ処理エラーです。
- 以前に障害メッセージが出力されていれば,そのメッセージに従って対策してください。
- 0000000010:sts_initial_error_switchオペランドにstopを指定し,かつ,ステータスファイルに障害が発生しています。
- ステータスファイルの障害を取り除き,再度OpenTP1を起動してください。
- 0000000011:ステータスファイル現用決定時刻の取得エラーです。
- 以前に障害メッセージが出力されていれば,そのメッセージに従って対策してください。障害を取り除き,再度OpenTP1を起動してください。
- 0000000012:ステータスサービス開始のためのプロセス間通信環境設定エラーです。
- 以前に障害メッセージが出力されていれば,そのメッセージに従って対策してください。障害を取り除き,再度OpenTP1を起動してください。
- 0000000013:ステータスサービス開始のためのプロセス連絡に失敗しました。
- 以前に障害メッセージが出力されていれば,そのメッセージに従って対策してください。障害を取り除き,再度OpenTP1を起動してください。
- 0000000014:ステータスサービス開始のための定義環境情報取得エラーです。
- 以前に障害メッセージが出力されていれば,そのメッセージに従って対策してください。障害を取り除き,再度OpenTP1を起動してください。
- 0000000015:OpenTP1が選択した現用ステータスファイル名とsts_last_active_fileオペランドに指定した論理ファイル名が一致しません。
- sts_last_active_fileオペランドに前回のOpenTP1までの最新の現用ステータス論理ファイル名を指定し,再度OpenTP1を起動してください。sts_last_active_fileオペランドに最新の現用ファイル名が正しく指定してあった場合,再開始できません。全ステータスファイルを初期化(stsinitコマンド)し,再度OpenTP1を起動してください。
- 0000000016:OpenTP1開始時,前回のOpenTP1までの最新の現用ステータスファイルを確定できない状態が発生しました。しかし,sts_last_active_fileオペランドに論理ファイル名の指定がないので,処理を続行できません。
- sts_last_active_fileオペランドに前回のOpenTP1までの最新の現用ステータス論理ファイル名を指定し,再度OpenTP1を起動してください。
- 0000000017:OpenTP1開始時,sts_last_active_sideオペランドに指定した系に障害が発生したため,開始処理を停止しました。再度OpenTP1を開始できません。
- 全ステータスファイルを初期化(stsinit)し,再度OpenTP1を起動してください。
- 0000000018:OpenTP1開始時,前回のオンラインまでの最新の現用ステータスファイルの片系に障害が発生しましたが,sts_last_active_sideオペランドに系が指定されていないので,処理を続行できません。
- 前回オンライン中の現用ステータスファイルの状態と直前に出力されたKFCA01012-Iメッセージが通知した障害系の組み合わせによって,sts_last_active_sideオペランドに系を指定して,再度OpenTP1を起動してください。障害系の組み合わせを次の表に示します。
| 前回オンライン中の現用ステータスファイルの状態 |
KFCA01012-Iが表示した障害系 |
OpenTP1再起動時に指定するsts_last_active_sideオペランドの指定系 |
| A系 |
B系 |
| ACTIVE |
ACTIVE |
A |
B |
| B |
A |
| ACTIVE |
ACTIVE以外 |
A |
OpenTP1を再開始できません。 |
| B |
A |
| ACTIVE以外 |
ACTIVE |
A |
B |
| B |
OpenTP1を再開始できません。 |
- 0000000019:ステータスファイルシステムを作成できません。
- 以前に出力されたメッセージの対策に従ってください。障害を取り除き,OpenTP1を起動してください。
- 0000000020:ステータスファイルを二重化しないで運用したときにファイル障害が発生したため,開始処理を停止しました。
- 以前に出力されたメッセージの対策に従ってください。障害を取り除き,OpenTP1を起動してください。
- 0000000021:ステータスサービス開始処理中に続行できない事象が発生したため,開始処理を停止しました。
- dcsetup -dを実行して,$DCDIR/spool下のファイルを削除してOpenTP1を起動してください。
- (S)OpenTP1を異常終了します。
- 〔対策〕理由コードに従って対策し,再度OpenTP1を起動してください。
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