分散トランザクション処理機能 OpenTP1 メッセージ

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KFCA00828-E

サービスを再開始できません。サーバ名:aa....aa
サービス名:bb....bb 理由コード=cc....cc  (L+E)

サービスの再開始中に障害が発生しました。
aa....aa:指定したサーバのサーバ名(8文字以内の英数字)
bb....bb:再開始できないサービスのサービス名(32文字以内の英数字)
cc....cc:障害の内容を示す理由コード(10けた以内の数字)
理由コードと対策を表に示します。
(S)サービスの再開始処理を中止します。
(O)該当するサービスを再開始する必要がある場合は,OpenTP1管理者の処置後,再開始コマンド(scdrles)でサービスを再開始してください。
〔対策〕理由コード一覧を見て対策してください。
理由コード 意味 対策
1 サーバ名不正 指定されたサーバ名が不正,または該当するサーバが起動されていません。指定誤りの場合は正しいサーバ名を指定して,scdrlesコマンドを入力してください。
2 タイミングエラー スケジューラが未開始,または終了中です。システム再開始後,scdrlesコマンドを入力してください。
3 該当サーバ未閉塞 scdlsコマンドでサーバの状態を確認してください。
4 通信障害発生 以前に障害メッセージが出力されていれば,そのメッセージに従って対策したあと,scdrlesコマンドを入力してください。
5 プログラムバージョン不一致 OpenTP1の各ライブラリのバージョンを見直し,対策したあと,scdrlesコマンドを入力してください。
6 サーバ不正 指定されたサーバはMHP,またはシステムサーバなので,閉塞できません。指定誤りの場合は正しいサーバ名を指定して,scdrlesコマンドを入力してください。
7 常駐プロセス起動不可 システムのプロセス数を見直し,対策したあと,scdrlesコマンドを入力してください。
8 サービス単位の閉塞管理不可 ユーザサービス定義にサービス閉塞管理なし(service_hold=N)を指定したサーバに対して,サービス再開始要求を出しました。サービス単位の閉塞管理が必要な場合は,ユーザサービス定義のservice_holdオペランドを見直し,dcsvstop,dcsvstart,scdrlesの順にコマンドを入力してください。
9 サービス名不正 指定されたサービス名が不正,または指定されたサーバに該当するサービスがエントリされていません。指定誤りの場合は,正しいサービス名を指定してscdrlesコマンドを入力してください。
10 該当サービス未閉塞 scdlsコマンドでサーバの状態を確認してください。
11 該当サーバ-pモードで閉塞中 サーバが-pモードで閉塞しているため,サービス単位での再開始はできません。指定誤りの場合は,正しいサービス名を指定して,scdrlesコマンドを入力してください。