分散トランザクション処理機能 OpenTP1 メッセージ
スケジューラを開始できません。理由コード=aa....aa (L+E)
| 理由コード | 意味 | 対策 |
|---|---|---|
| 1 | 共用メモリ確保不可 | システム環境定義で指定した静的共用メモリサイズを見直し,対策後,OpenTP1を再起動してください。 |
| 2 | 定義解析エラー | 以前に障害メッセージが出力されていれば,そのメッセージに従って対策したあと,再度起動してください。 |
| 3 | プロセス固有メモリ不足 | スケジュールサービス定義のscd_hold_recovery_count指定値を小さくしてください。それでも解消されない場合は,サーバ/サービスの閉塞状態の引き継ぎをあきらめて,scd_hold_recovery_count指定値を0にしてください。 |
| 4 | ステータスファイルアクセスエラー | スケジュールサービス定義のscd_hold_recovery_countオペランドの指定値を見直し,対策したあと,再度起動してください。scd_hold_recovery_countオペランドの指定値に誤りがない場合は,以前に障害メッセージが出力されていれば,そのメッセージに従って対策したあと,再度起動してください。 |
| 5 | 通信障害発生 | このメッセージ以前に出力された障害メッセージに従って対策してください。 |
| 6 | キュー情報ファイルアクセスエラー | キュー情報ファイル($DCDIR/spool/scdqid1,scdqid2)の作成に失敗しました。キュー情報ファイルへのアクセス権限を含む,$DCDIR下のアクセス権が変更されている可能性があります。アクセス権が変更されているかどうか確認してください。変更されていた場合,$DCDIR下をdcsetupコマンドを使用して再構築してください。再構築しても障害が繰り返し発生する場合は,保守員に連絡してください。 |
| 8 | ポート番号重複 | スケジュールサービス定義のscd_portで指定したポート番号で起動しているプロセスを停止するか,scd_portを定義し直してOpenTP1を起動してください。 |
| 10 | スケジュールバッファグループ指定不正 | スケジュールサービス定義のscdbufgrp定義コマンドを見直し,対策後,OpenTP1を再起動してください。 |
| 11 | スケジュールバッファグループが共用可能数をオーバ | スケジュールサービス定義のscdbufgrp定義コマンドを見直し,対策後,OpenTP1を再起動してください。 |
| 13 | スケジュールバッファグループのバッファプールサイズ不正 | スケジュールサービス定義のscdbufgrp定義コマンドで指定したメッセージ格納バッファプール長(-eオプション)が,メッセージ格納バッファセル長(-lオプション)の整数倍ではありません。整数倍に切り上げた値を仮定してOpenTP1システムを起動しましたが,メッセージ格納バッファプールの最大サイズを超えています。 スケジュールサービス定義のscdbufgrp定義コマンドを見直し,対策後,OpenTP1を再起動してください。 |
| 14 | スケジュールバッファグループ指定オプション組み合わせ不正 | スケジュールサービス定義のscdbufgrp定義コマンドでメッセージ格納バッファ使用制限サイズ(-sオプション)とメッセージ格納バッファ使用制限率(-pオプション)を同時に指定しています。 スケジュールサービス定義のscdbufgrp定義コマンドを見直し,対策後,OpenTP1を再起動してください。 |
| 15 | スケジュールバッファグループ指定メッセージ格納バッファ使用制限サイズ指定値不正 | スケジュールサービス定義のscdbufgrp定義コマンドでメッセージ格納バッファ使用制限サイズ(-sオプション)の指定値が,メッセージ格納バッファプール長より大きくなっています。 スケジュールサービス定義のscdbufgrp定義コマンドを見直し,対策後,OpenTP1を再起動してください。 |
| 16 | スケジュールバッファグループ指定オプション組み合わせ不正 | スケジュールサービス定義のscdbufgrp定義コマンドでメッセージ格納バッファセル数(-nオプション)とメッセージ格納バッファプール長(-eオプション)を同時に指定しています。 スケジュールサービス定義のscdbufgrp定義コマンドを見直し,対策後,OpenTP1を再起動してください。 |
| 17 | スケジュールバッファグループ指定メッセージ格納バッファ使用制限値不正 | スケジュールサービス定義のscdbufgrp定義コマンドが不正です。次の定義不正が考えられます。
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| 21 | マルチスケジューラデーモン起動失敗 | 以前に障害メッセージが出力されていれば,そのメッセージに従って対策したあと,再度OpenTP1システムを起動してください。 |
| 22 | マルチスケジューラ定義不正 | スケジュールサービス定義のscdmulti定義コマンドが不正です。次の定義不正が考えられます。
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