分散トランザクション処理機能 OpenTP1 メッセージ

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KFCA00331-W

RPC通信制御部の送信処理でエラーが発生しました。プロセスID=aaaaaa,ポート番号=bbbbbb(sport=cccccc),送信先IPアドレス=dd....dd,送信先ポート番号=eeeeee(dport=ffffff),保守情報:gg....gg(hhhh),ii....ii(jjjj)  (E)

aaaaaa:エラーが発生したプロセスのプロセスID
bbbbbb:エラーが発生したプロセスの受信用ポート番号(listen port番号)
cccccc:エラーが発生したプロセスの送信用ポート番号(実ポート番号
次に示す場合は0が表示されます。
  • 自ノード内通信(UNIXドメイン通信)の場合
  • 送信用ポート番号(実ポート番号)が取得できない場合
dd....dd:送信先プロセスの「.」記法のIPアドレス(15文字以内)
eeeeee:送信先プロセスの受信用ポート番号(listen port番号)
ffffff:送信先プロセスの受信用ポート番号(実ポート番号
次に示す場合は0が表示されます。
  • 自ノード内通信(UNIXドメイン通信)の場合
  • 受信用ポート番号(実ポート番号)が取得できない場合
gg....gg:保守情報(31バイト以内の文字列)
hhhh:保守情報
ii....ii:エラーになったシステムコール名(31バイト以内の文字列)
表示できない場合は,"******"を表示します。
jjjj:エラーになったシステムコールのerrno値
システムコールエラーが発生していない場合は0を表示します。
注※
実ポート番号とは,実際に送受信時に使用しているポート番号を示します。OpenTP1の送信処理では,送信先プロセスのlisten port番号に対してコネクションを確立します。OpenTP1は確立したコネクションを切断しないで保持し,同じプロセス間通信に再利用するため,実際に使用しているコネクションで使用するポート番号は,確立済みコネクションの有無,または確立する方向によって送信先プロセスのlisten port番号と異なる場合があります。
また,送信時と同じように,確立済みコネクションの有無によって,受信用ポート番号は自プロセスのlisten port番号でない場合もあります。
(S)RPCサービスの呼び出し元へリターンします。または,処理を続行します。
(O)このメッセージが出力されたあとにUAPの処理で障害が発生した場合は,システムコール名とerrno値を基に原因を調査してください。
原因が不明な場合には,このメッセージが出力されたホストとこのメッセージに表示されたホストの$DCDIR/spool下,および$DCDIR/spool/save下のファイルを保存して,OpenTP1管理者に連絡してください。
〔対策〕保守員に連絡してください。